Nichiren・Ikeda
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日蓮大聖人・池田大作
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「霊鷲山」と「彼岸」を語る
2006.9.17 スピーチ(聖教新聞2006年下)
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正義を満天下に
一切は勝負、仏法は勝負である。正義なればこそ、断じて勝たねばならない。
民衆をいじめ、正義を踏みにじる人間とは、断固、戦うのだ。本当の正義の強さ、偉大さを、満天下に示すのだ。
「華果成就御書」には「師弟が相違すれば(師匠と弟子の心が違えば)何ごとも成し遂げることはできない」(御書900㌻、通解)と厳然と仰せである。
悪を鋭く見抜き、どんどん声をあげるのだ。臆病であってはならない。
勇敢なる真実の弟子が、一人立てばいいのだ。
日興上人の「原殿御返事」には、こう記されている。
「大聖人のお弟子(五老僧等)は、ことごとく師敵対してしまった。日興一人、本師(大聖人)の正義を守って、(広宣流布の)本懐を遂げるべき人であると自覚している。ゆえに、大聖人の御本意を忘れることはない」(編年体御書1733㌻、通解)
師弟が心を合わせて唱えゆく、妙法の音声に勝るものはない。
御聖訓には仰せである。
「白馬がいななくのは、我らが唱える南無妙法蓮華経の声である。この唱題の声を聞かれた梵天、帝釈、日月、四天等が、どうして、色つやを増し、輝きを強くされないはずがあろうか。どうして我らを守護されないはずがあろうかと、強く強く思われるがよい」(御書1065㌻、通解)
朗々たる唱題の声が、諸天を動かし、自分自身を厳然と守りゆくのである。
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使命の舞台で人間革命の劇を
かつて私は、歴戦の不二の同志である、九州の多宝会の集いに、歌を贈った。
朗らかに
集いし この地が
霊鷲山
皆が 仏か
皆が 菩薩か
永遠に輝きわたる創価の霊山会に集った、正義の皆さまが、絶対に幸福にならないわけがない。健康にならないわけがない。
最後は断じて、すべてに勝ち抜いていけると決まっているのである。
わが使命の舞台で、人間革命のドラマを成し遂げ、皆に勇気と希望を広げて、広宣流布を進めていく。これが、地涌の菩薩の「霊山の誓い」であるからだ。
私とともに! 同志とともに! 学会とともに!
この誓いを果たし抜く人生を、悠然と勝ち飾っていかれることを念願して、私のスピーチとしたい。
亡くなられた全同志、またご家族や友人の方々の三世永遠の幸福を祈ります。そして皆さまの一家一族が、ますます栄えていくことを、心から祈っております。同志の皆さまにも、くれぐれも、よろしくお伝えください。ありがとう!
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