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第62回本部幹部会 ブラジル全国都市連合協会「栄誉賞」授与式、青年部総会、関西総会

2006.7.20 スピーチ(聖教新聞2006年下)

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27  19世紀のアメリカ・ルネサンスの思想家エマソンは綴った。
 「文明の一つの十分な尺度は、よき女性の勢力である」(志賀勝訳『エマソンの言葉』西村書店)
 学会においても、これまで以上に、婦人部、女子部を尊敬していきたい。
 何度も申し上げてきたが、「絶対に女性を叱らない。絶対に女性を怒らない。絶対に女性を見下さない」ということを、重ねて男性の幹部に徹底させていただきたい。
 もしも、自分の奥さんや娘さんが叱られたら、どう思うかを考えれば当然のことである。
 きょうは、このことを、学会の指針として全員で決議し合いたいと思うが、いかがだろうか。
28  良書を読め 悪書を避けよ
 「国家は、人間と良書で建設すべきである」――こう叫んだのはブラジルの作家モンテイロ・ロバット(1882〜1948年)であった。
 良書と親しみ、悪書は遠ざけよ――これが古今の偉人の一つの結論といってもいい。
 戸田先生は、青年が低俗な雑誌などを読んでいると烈火のごとく注意された。「良書を読め。古典を読め」と。
 また当時、戸田先生を貶める中傷や虚偽が流されたならば、若き私は、どこへでも、飛んで行って抗議した。
 悪意ならば戦い、偏見ならば正し、誤解ならば丁寧に真実を説いていった。
 いかなる権威・権力の人間が相手であろうとも、戸田先生には、指一本たりとも触れさせない――それが私の青春の誓いであり、祈りであり、実践であったことを、最後に申し上げておきたい。
29  きょうは長時間、本当にありがとうございました!
 海外からお越しくださった皆さま方、ご苦労さまでした。お会いできなかった皆さまに、くれぐれもよろしくお伝えください。
 これから暑くなりますが、ともどもに健康に留意して、有意義な夏を過ごしてまいりましょう。
 お元気で! またお会いしましょう!

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