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日蓮大聖人・池田大作

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学会活動のあり方  

「池田大作講演集」第1巻

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3  信心を理由に、やるべき仕事もしないで、休むようなことがあっては絶対になりません。また、幹部も、いかなる理由があっても、信心のために仕事を休ませる資格はありません。
 ただ、仕事のほうも全然心配がない人や、休暇が余りすぎている人が、自分の求道の一念から、自身の責任で休まれることは自由であると思います。また、広宣流布のために、積極的に学会活動をやりたい、というような場合も、やるべきことはやりきったうえで、本人の責任で休むことは自由です。
 ともあれ、各自の職場で立派に仕事をやりぬき、信頼を勝ち得、尊敬され、見事な勝利者になることが、信心の偉大なる証明となります。それが大きく折伏につながっていくことを知っていただきたい。
4  婦人部の午前中の学会活動は一切中止します。今までも、午前中は一切やってはいけない建て前になっていますが、ここでもう一度、はっきり確認しておきたい。
 午前中は、掃除や洗たく、つくろい等、家庭の主婦として大切な仕事がいっぱいあると思います。家庭婦人にとって、午前は、一日のリズムを決める重要な時間です。この午前中を有効に使い、立派に家庭を守っていただきたい。午後は、価値的に活動する場合もあるでしょう。
 この午後の活動を生かすためにも、午前の時間は大切です。全国の婦人の皆さんに対して、このことをはっきり申し上げ、決定したいと思いますが、賛成の婦人は手を上げてください。(全婦人が挙手)
5  地区講義、一般講義をはじめ、一切の学会行事は、座談会の場合と同じく、午後七時から同九時までの二時間と決定しておきたい。ただし、本部ならびに地方本部幹部会などの場合は、原則として午後六時半開会とし、それ以前に集合が完了した場合には、開会が早まってもやむをえない、こう提案するものですが、いかがでしょうか。(拍手)
 私は皆さん方が価値的な戦いによって、楽しく学会活動に励めるようにしたいのです。そうでないと、信心の歓喜を忘れ、成仏の本道を見失ってしまう。
 私は、学会の会長として、それを最も心配しております。一人一人が、私とともに御本尊に直結し、幸福の大道を真っしぐらに進まれんことを心から願うものです。
6  各種会合の担当者は、絶対に時間を厳守していただきたい。遠隔地の人や早く帰らなければならないような事情のある人には、適切な指示を与えて帰してあげるようにすべきです。それができないようでは、指導者として失格だといわれてもやむをえない。本当に困っている人、悩んでいる人を微に入りに細ににわたって面倒をみ、激励して、相手の人が、自信をもち、安心して信心、生活に励めるようにしてあげるのが、真の指導者であると断言するものです。(拍手)

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