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日蓮大聖人・池田大作

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在京大ブロック長会 対話の心得

1968.4.20 「池田大作講演集」第1巻

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5  時間を厳格に
 もう一つ申し上げたいのは、学会は、あくまでも時間を厳格にしていきたいと思います。これは最高幹部も、十分、注意するようにしておりますが、特に座談会や指導会を開く際、その最高責任者は、どのようなことがあっても、開始時間までには、きちんと行くことが大切です。そして、たとえ、集合した人々が少ないからといって、きている人達に、所定の時間に遅れた人やこられない人の責任を問うてはなりません。
 中心者はただ、与えられた時間を、全力あげて指導・運営にあたることが大切です。この「一人立て」の精神を身に体した責任ある幹部の行動によって、他の人々も、しぜんにその時間に集まるようになる。
 そのようにして、民主主義の縮図ともいうべき、楽しい座談会が、おのずから確立されていくのです。これとは逆に、責任者が遅くなって、大勢の人に迷惑をかけ、不信をいだかせるようなことがあれば謗法ともなります。
 したがって、もし、やむをえない事情で遅くなったり、行けなくなった場合には、早く代理の人を出すとか、連絡をとることが大事です。その場合の連絡も、思惑ではなく、自分の時間帯とにらみ合わせて、常に最悪のことを考え、これならば間違いないという精確な報告・連絡を取り合っていただきたい。
 更に、きてくれる予定の幹部がどうしても急にこられなくなったときは、そこにいる中心者が、即座に会合を開いてあげるとか、早く全員を解散させるとか、聡明に、臨機応変の指揮をとっていっていただきたい。
6  全員の団結で支える学会
 細かい、地味なことを申し上げましたが、創価学会がこれほど発展してきた以上、もはや私一人で全てを支えていくという時代ではありません。皆さん方一人一人が支えていっていただきたいのです。あくまでも皆さんの学会です。
 どうか、楽しく、スクラムを組んで、自分達のいる世界だけは、絶対に心配ない、チームワーク、団結は完璧であると、このようにいいきれる戦いであってほしい。
 私も班長をはじめ部隊長、支部長代理等、いろいろな道を踏んできましたが、自分の与えられた部署に対しては、全力をあげて戦い抜いてきました。皆さん方も、だれがなんといおうが、自分が任されたところは御本尊に直結させ、我がグループは必ず幸せにしてみせるという決意で戦ってください。
 最後に、くれぐれもお体を大事にして、お子さんやお孫さんへ見事にバトンタッチするまで、堂々と信心を貫き通して社会の大勝利者となってください。(拍手)

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