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日蓮大聖人・池田大作

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若々しく「勝利の年」 第56回本部幹部会

1964.12.25 「会長講演集」第12巻

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4  元旦になりますと、戸田先生はかならず歌をくださった。私も理事会の決定にもとづきまして、去年だけはどうしても作らざるをえなくなって作りました。
 私は、きょう理事会がありまして、元旦をまたずして歌を作りましたので、それで忘れてはいけないと思って発表しておきます。ひじょうにせっかちでありますので、早く元旦がこないかな、元旦がこないかなと思っているが、まだ一週間もある。
 それで、いままでは壮年部、婦人部、青年部男女と四つの歌を作ってきたのが通例でありますが、四つ作る必要はないと、そういう形式はもうやめよう。たった一つだけ、理事会の時にそのふんいきで作ったという意味で申し上げたい。よろしいでしょう。(拍手)私は歌人ではないのですから、へたでもかんべんしてください。
 決戦の 年に先駆は われなりと 白馬に乗りて 勝利導け
 「白馬」というのは、御本尊様のお力をかりて、すなわち信心強盛という意味です。
 御書に「白馬は日蓮が如し」とおおせがあります。そういう意味で歌いました。おのおのが人間革命の勝利、生活革命の勝利、事業の勝利、各部の勝利、そしてまた参院選その他の勝利、ぜんぶ大功徳をうける源泉の勝利を勝ち取っていただきたい。
 「先駆はわれなりと」ですから、組織とか、そういう形式は必要ない。御本尊の使いとし、御本尊に直結した人が、まことの勝利者である。大信者であるという意味も含めたわけではございます。よろしいでしょうか。(拍手)
5  なお最後に、座談会場が班を中心に約二十万か所あるそうでございます。その座談会場を使わせていただいているうちに、会長講演集第十一巻がもうじきできますもので、ぜんぶのおうちに「常仏土」と揮毫させていただきまして、贈呈をさせていただきます。
 どうか、よいお正月をお迎えになってください。来年は若々しく若芽のごとく、ふたたび自分が信心をした当時にかえって、新しい人生、信心の出発を自覚して進んでもらいたいと思います。(拍手)
 とくに年配者の方々は、からだを大事にしていただきたい。学会には人材がたくさんおります。倒れてしまうと、次の人材が待ってますとばかり、きちんと構えておりますから、長生きをしていただきたい。
 どうか、また来年の幹部会の時に、晴れがましい姿で、お会いしたいことを楽しみにしております。たいへんに一年間、ご苦労さまでございました。(大拍手)

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