Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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体得せよ妙法の力 愛媛総支部幹部会

1963.11.4 「会長講演集」第10巻

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3  だれが、十五年、または二十年前に、今日の学会の姿を信じておりましたか。学会人自身だって疑っておりました。だが戸田先生は、ゆうゆうと未来を指して今日の姿を確信をもって断言しておりました。私は信じておりました。そのときは同志といっても百人か二百人す。あらゆる迫害のさなかでありました。
 もしか、大聖人様のおおせがウソであったならば、もう私は信ずるものがありません。いまの政治家や為政者のいうことなんか、なにが信じきれますか。皆さん方もそう思うでしょ。人間の心なんか信じられません。信じきれるものはそれは仏さまの言しかないと私は確信しております。
 その仏法も、過去の仏法、また退廃しきった宗教がありますが、これらは、釈迦も予言し、大聖人様も打ち破っております。釈迦も予言し、そしてまた天台、伝教、大聖人様が、これから未来万年の大宗教は、大仏法は、この御本尊以外にないと、七百年前の御書に明確に示されているのでしょう。これを教えきっているのが創価学会ではありませんか。(拍手)
 日蓮大聖人様がウソをつくわけがありません。ときには幹部が間違えることがあるかもしれませんが、それはゆるしてください。しかし、大聖人様のおおせは間違いないのです。その大聖人様の教えを根本として、有意義な一生を、そしてまた子孫末代の功徳のためにも、または子供、孫の代に、われわれはこのようにりっぱな基礎をつくっておいたと、これだけいいきれる闘争をしきっていこうではありませんか。(拍手)
4  そして、大聖人様からほめられ、三世十方の仏、菩薩、すなわち一千万人近い同志が見守ってくれます。
 世間の人は、悪くなったら、どうしたって、ケンカするか、見放すのが一般人間社会の実態す。あくまでも御本尊様を根幹に、大聖人様の子供として、励ましあい、助け合い、そして五百万、一千万の人たちが、ともども、まだまだ大聖人様の仏法を知らない不幸な人々に教えてさしあげよう。こういう気持ちになっていくならば私は広宣流布も近いと思うのです。そのように皆さん方も思いませんか。(拍手)
 どうか、むりはしないで、学会の人はひじょうにしつこいというか、折伏に行っても夜おそくまで長く話をするので困るという声も聞きまして、そういう非常識なことはしないようにしていただきたいのです。あくまで常識を重んじ、信心を根幹として、その人を救おうという慈悲、真心をもった行動はとうぜんでありますけれども、非常識なことはしないようにしていただいて、楽しい仏道修行をしきっていただきたいと思います。これだけを最後にとくにお願い申し上げまして、私の激励とさせていただきます。ご健闘をお祈りいたします。

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