Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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学会批判を破す 1月度女子部幹部会

1962.1.19 「会長講演集」第6巻

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2  「創価学会は、なぜ、あまり宣伝しないのですか」こういうふうにいわれたこともあります。宣伝のヘタなのは、日本国中で創価学会が一番です。毎日毎日、日蓮大聖人様のおおせどおりに、「あなたの宗教は間違っているがゆえに、不幸になっているのではないか。日蓮正宗の仏法を信ずれば絶対幸福になる」というふうに、人の悪口ばかりいっているのでは、宣伝になるわけはありません。
 「彼がために悪を除く、これ彼がために真の親なり」終戦後、創価学会ほど、批判され、バ倒されてきた教団はありません。しかし、批判をされればされるほど、幸福になっていくのが、また学会人が、日ごと、月ごと、年ごとに多くなっているという事実は、絶対に幸福になる日蓮大聖人様のおおせどおりの大御本尊様が、創価学会にあるからなのであります。
 かつて、釈尊在世において、釈尊の法門をそのままマネをした提婆達多は地獄に落ちております。また天台宗を、天台大師の一念三千を盗みとった真言宗と同じように、立正佼成会は、創価学会のやることをぜんぶといっていいぐらいまねをしております。
 また、ある教団においては、学会が部隊というものをつくっているのだから、今度は団長、副団長をつくろうなどといっているところがあるのです。組織をまねし、組織をつくり、それから指導のうわっつらのことばを利用し、あらゆる方法で「創価学会に対抗していこう」そういう事実の姿がございますが、どんなにまねをしようが、どんなに攻撃をしようが、大御本尊様だけは、どこの教団にも、どこの世界にも、まねのできない、ただ日蓮正宗にしかない大仏法なのであります。
 したがって、どんなにまねをしても、くずれていきます。創価学会だけは、御本尊様があるゆえに、組織も生き、あらゆる学問が生き、生活が豊かになり、いっさいが御本尊様であるということを、はっきり教えていかねばならないわけなのです。
 もっとも頭の優秀な人は、といっても、ちょっと、いまの指導者にはいないと思いますが、一念三千の理法、すなわち本尊ということを、理論正しく話せば「ああ、これか!」とすぐわかるわけなのです。仏さまでなければ、それだけの知恵がなければわからないかもしれませんが。まあ、われわれは、もうとうぜんダメなわけなのですけれども、あとは御本尊様を受持して、題目を唱える以外には大御本尊様の大威力、大功徳はわからないのが、「如来秘密神通之力」の大仏法なのであります。
 したがって私は、事実、皆さんがたも、私も、とうぜん、そうでございますが、大御本尊様を受持し、信心修行に励んで、一年一年、幸福になってまいりました。まだまだ知らない人がたくさんおります。忙しい時間をさき、生活をさいて、そういう人たちに、またことし一年、一生懸命に教えていってあげていただきたいと思います。私もその先頭にたっていきます。
3  ともに、選挙が終わって暇になりましたならば、暇ということはありませんけれども、世の指導者の人々を、いままではそういうことはありませんけれども、こういう幹部会や、または体育大会等に、順番に「この姿をみなさい。論より証拠、百聞は一見にしかずの、このわこうどの現実の幸福の、団結の姿をみてごらんなさい」というふうに、見せてあげようではございませんか。
 皆さんがたの、この一年間のご健闘とご健康をお祈り申し上げまして、私のあいさつといたします。長いあいだ、ご苦労さまでした。

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