Nichiren・Ikeda
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青年は真心で
男子部旧第三合同部隊会
1959.2.9 「会長講演集」第3巻
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2 (質問に答えて)
『負ける』と『敗れる』とは違うかというのだが、解釈は同じようなものです。しかし、男の腹の決めどころが違う。戸田先生が会長になるのをいやがって、罰をうけて、事業に失敗された。そのときに『おれは負けたのではない。敗れたのだ』と、おおせられたのを記憶しています。
教学もそうじゃないのかい。落っこちたのは『敗れた』のです。落第して『もう、だめだ』とあきらめるのは『負けた』のです。
人間は立ち上がることができるかどうか、もう立ち上がれないときは『負けた』のであり、立ち上がれるのは『敗れた』のです。
3 戸田先生は『青年は読書と思索の時間をもて』といわれている。時間がないというのはウソです。いくらでもある。つくるのです。朝と夕、御書などをみることができる年齢だ。私も、ことしになって本を三さつ読んでいます。自分で実行しないで、人になにがいえるか。君たちも実行していきなさい。(当時、参謀室長)