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日蓮大聖人・池田大作

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注解  

「科学と宗教」アナトーリ・A・ログノフ(池田大作全集第7巻)

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9  ら行
 ライプニッツ
 (一六四六年―一七一六年)ドイツの数学者、哲学者。微積分学を形成し、今日の記号論学の萌芽も示す。
 ラプラス
 (一七四九年―一八二七年)フランスの数学者、天文学者。数学を駆使して天文力学に一紀元を画し、星雲説を唱えた。メートル法の制定に参与。
 ラブロック
 (一九一九年―)ジェームズ。イギリスの化学者。ハーバード大学医学部研究員、ベイラー大学医学部・化学教授を経て、フリーランスの科学者として発明、研究、著作活動を行っている。その間にNASAのコンサルタントとして火星の生命探査計画に参加し、大気分析によって、生命が存在しないことを実証した。また環境分析に革命をもたらした電子捕獲検出器を発明している。
 ラ・メトリ
 (一七〇九年―五一年)ジュリアン・ド。『人間機械論』を著したフランス啓蒙期の唯物論者。
 ランダウ
 (一九〇八年―六八年)レフ。ロシアの物理学者。理論物理学のほぼ全分野に足跡を残す。リフシッツとの共著に『理論物理学』。
 リニアモーターカー
 車輪を用いた鉄道では時速三〇〇キロが限度とされるため、より高速をねらって研究開発されている次世代の交通手段。モーターを線状にしたもので回転接触部分がないため、騒音、振動、故障が生じないなどの長所をもつ。
 龍樹
 二世紀初頭のインドの大乗論師。大乗仏教の「空」思想を哲学的に基礎づけ、後世の仏教思想に深い影響をおよぼした。“八宗の祖師”と仰がれる。主著に『中論頌』『十二門論』『大智度論』などがある。
 ルボ
 (一八五六年―一九二八年)ロシアの芸術家。三つのパノラマを描いたといわれ、彼の作品中の最高傑作「ボロジノの戦い」と、クリミア戦争での「セバストポリの戦い」が残っている。
 レーニン
 (一八七〇年―一九二四年)ウラジミール・I。ロシアのマルクス主義者。一九一七年、ロシア革命に成功し、社会主義建設を指導。その功績はマルクス主義を帝国主義とプロレタリア革命の時代における理論として発展させたことにあり、国際的革命運動に影響を与えた。
 レーピン
 (一八四四年―一九三〇年)イリヤ。十九世紀ロシア絵画の巨匠。ペテルブルク美術学校に学び、卒業後まもなく「ヴォルガの船ひきたち」を制作、注目を集めた。ロシア絵画史上、肖像芸術を最も高い水準に引き上げたといわれる。一八八〇年にトルストイと知り合い、彼の肖像画を数点描いたほか、『二人の兄弟と金貨』『人はなんで生きるか』『闇の力』『イワン・イリッチの死』などに挿画を描いている。トルストイもまた、レーピンの天才を高く評価した。
 レティクス
 (一五一四年―七六年)ドイツの数学者。角度に対する三角関数を初めて記し、当時最高の三角関数表を作った。三九年コペルニクスの最初の弟子になり、翌年コペルニクスの手書きの本の要約を出版、さらにその全文出版の仲立ちをした。
 レム
 REM(rapid eye movementの略)。これに対して普通の睡眠をノンレム睡眠という。
 老子
 (前五七九年―前四九九年)中国・春秋時代末期の思想家。儒教に対し無為自然の道を説き、太古の黄帝時代を理想とした。道家の始祖。
 ローレンツ
 (一八五三年―一九二八年)オランダの理論物理学者。電子理論および相対性理論の先駆者。マクスウェルの電磁理論を発展させ、光の媒質としてエーテルを仮定した。
 ロバチェフスキー
 (一七九三年―一八五六年)ニコライ・I。ロシアの数学者。非ユークリッド幾何学の創始者。
 ロモノーソフ
 (一七一一年―六五年)ミハイル・V。ロシアの科学者、詩人。物理、地理などの自然科学から歴史、文学などの人文科学まで学芸百般に秀でた人物で、一七五五年にはモスクワ大学を創立し学長となる。
10  わ行
 ワイルドスミス
 (一九三〇年―)ブライアン。イギリスの画家、絵本作家。少年時代は化学者に憧れ、学生時代は美術を勉強、数学を教え、ピアノを愛するなど多彩な才能の持ち主。“色彩の魔術師”といわれる。

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