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日蓮大聖人・池田大作

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師弟の宝冠「3・16」 大法戦で受け継げ! 広宣流布の闘士の魂

2009.3.16 随筆 人間世紀の光5(池田大作全集第139巻)

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11   偉大なる
    難攻不落の
      広宣城
    師弟一体
      永遠に光りぬ
 今月、また先月の本部幹部会で披露された女子部の池田華陽会、そして男女学生部の清新な歌声が、今も私の胸にこだましている。
 十五年前の三月十六日、学生部の精鋭によって結成された「二十一世紀伸一会」の友も、立派に成長した。今も新たな結成は続く。
 先輩格の「伸一会」は、私が″将の将たれ″と期待し薫陶を重ねてきた人材育成グループであった。
 新世紀に躍り出た幾多の若き「伸一」が、後継の陣列を広げてくれている。
 五十一年前(一九五八年)、広布後継の「3・16」を終えた、ある日の朝、戸田先生は病床から私に語られた。
 「昨日は、メキシコに行った夢を見たよ」
 「世界が相手だ。君のほんとうの舞台は世界だよ……」
 その遺言通りに不二の弟子は、大鵬《おおとり》の使命の翼を全世界に広げ、192力国・地域で、後継の弟子が乱舞する時代となった。
 師弟とは、何と壮大なるロマンであることか!
 師弟とは、何と不滅なる歓喜の劇であることか!
 あのメキシコでは若き奮闘が光り、アルゼンチンも最高の青年連帯を広げる。中南米も、北米・オセアニアも、アジアも、アフリカも、「青年サミット」が新出発した欧州も、美事に勝利の「3・16」を飾った。
 弟子の栄光が、師匠の栄光である。青年の勝利が、未来の勝利である。
12  現在、私は、ナポレオン家の当主であるシャルル・ナポレオン公との連載対談を続けている(=二〇一一年七月、『21世紀のナポレオン』と題し、第三文明社から発刊)。
 かの″世紀の英雄″ナポレオンは叫んだ。
 「旺盛に行動せよ、他の模範たらんことを心掛けよ。因循姑息なること勿れ。怯懦なること勿れ、大胆に前進せよ。一切の事物に対して果断なれ」(奈翁会編『奈翁全伝』7、隆文館書店)
 君たちよ、偉大な正義の闘争を勝ち切って、堂々と、誇らしく掲げゆくのだ。
 君の青春の勝利の旗を!
 師弟の栄光の大旗を!
  激流も
    険しき山々
      敢然と
    乗り越え勝ち越え
      広布の旗持ち

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