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日蓮大聖人・池田大作

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「創立の日」を祝す 「不惜」の師弟に輝く大宝冠

2006.11.20 随筆 人間世紀の光4(池田大作全集第138巻)

前後
7  この「創立の月」を、わが同志は目覚ましい聖教新聞の拡大で慶賀してくださった。心より感謝申し上げたい。
 聖教新聞の放つ言論は、混迷の時代を照らしゆく哲学の光である。希望の声である。正義の響きである。
 御金言には――
 「一の師子王吼れば百子力を得て諸の禽獣皆頭七分に」と断言なされている。
 聖教新聞こそ、我ら創価の破邪顕正の師子吼なのだ。
 フランスの信念の文豪ロマン・ロランは、鋭く訴えた。
 「いくら嘘をついても、真実はごまかせない」(『革命によって平和を』蛯原徳夫訳、『ロマン・ロラン全集』18所収、みすず書房)
 真実ほど強いものはない。
 真実ほど明るいものはない。
 聖教と共に、勇敢に真実を叫び、朗らかに堂々と真実の勝利の旗を打ち立てるのだ。
8  仏教発祥の天地インドの大哲学者ロケッシュ・チャンドラ博士は語ってくださった。
 「牧口先生が創始し、戸田先生が推進した『価値創造の思想』は、池田先生によって世界各地に広まり、地球的規模の広がりをもつようになりました」
 「生命について本質的な価値を創造しているという意味で、創価学会は、現代世界における比類なき存在なのです!」(『東洋の哲学を語る』。本全集第115巻収録)
 今、身近な地域にあっても、激動の国際社会にあっても、「生命尊厳」を掲げた、創価の平和と文化と教育の「智慧」と「力」が切望されているのだ。
 「地涌の義」の法則通り、この時を願い待った人材群も、次から次へ、歓喜踊躍して湧き出でている。
 「不惜身命」「異体同心」の学会精神は、不滅である。創立八十周年へ、世界広宣流布の新しき絵巻が絢爛と綴られ始めたのだ。
  創立の
    決意も新たに
      千万の
    同志の心は
      いやまし燃えなむ
                ――十一月十七日、学会本部・師弟会館にて。

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