Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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「7月3日」と学会精神 輝く『人間勝利の世紀』は始まった

2006.7.7 随筆 人間世紀の光3(池田大作全集第137巻)

前後
8  昨年の二月、私は、ベラルーシのミンスク国立言語大学のご一行をお迎えした。
 ナチスの占領を打ち破ったベラルーシの独立記念日は、一九四四年の「七月三日」であった。
 戸田先生が出獄される、ちょうど一年前のことである。
 誠実な女性教育者であられるバラノワ総長は、感動の面持ちで言われた。
 「昨年(=二〇〇四年)の独立記念日に、私たちは盛大に六十周年を祝いました。
 今年(=二〇〇五年)の七月三日は、今度は創価学会の皆様が、戸田先生が世界平和の闘争に立ち上がった、出獄六十周年を祝う日ですね。本当に深い意義を感じます」(「聖教新聞」二〇〇五年二月二十三日付)
 その″出獄六十周年″を、私は赫々たるわが同志たちとの勝利で飾った。
 明年は、私の入獄より五十年を迎える。
 その明年七月を、いまだ、かつてない大勝利で飾ろうと、私が信ずる関西のわが弟子たちは、すでに新たな大行進を、威風も堂々と開始してくれている。
 これが、関西魂だ。
 これが、学会精神だ。
 輝く「人間勝利の世紀」は、いよいよ始まった!
9   忘れまじ
    七月三日の
      この文字は
    師弟不敗の
      しるしなるかな
 七月三日の朝は、妻と御本尊に向かい、新しい誓いをもって、勤行し唱題する。
 そして、終わったあとは、二人で固い固い同志の握手をするのが、伝統になっている。
 恩師・戸田先生の御写真を見つめながら――。

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