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日蓮大聖人・池田大作

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尊き「多宝会」の同士、万歳! 『仏』とは戦い勝つ忍耐の生命

2005.9.29 随筆 人間世紀の光3(池田大作全集第137巻)

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6  九十歳を超えてなお現役で活躍した、チェロの巨匠カザルスは語っている。
 「仕事をし、倦むことのない人は決して年をとらない。仕事と価値のある事に興味をもつことが不老長寿の最高の妙薬である」(アルバート・E・カーン編『パブロ・カルザス 喜びと悲しみ』吉田秀和・郷司敬吾訳、朝日新聞社)
 我々の仕事――それは広宣流布を遂行するという「仏の仕事」である。
 広宣流布こそ、三世に生きる我々の、最大の生きがいであり、健康法である。
 ゆえに、広宣流布に生き抜く人生の人こそ、無上の幸福者なのだ。
 法華経に、「(=仏が)作す所の仏事は、未だ曽て暫くも癈せず」(法華経四八二ページ)とある。
 民衆を幸福にしゆく仏の作業には、永遠に生き抜く力が具わっているのだ。力が湧現されているのだ。
 御聖訓には、広宣流布に生き抜いた我々の死後の生命について、こう記されている。
 「余念もなく日夜朝夕・南無妙法蓮華経と唱え候て最後臨終の時を見させ給へ、妙覚の山に走り登り四方を御覧ぜよ、法界は寂光土にして瑠璃を以て地とし・金繩を以て八の道をさかひ、天より四種の花ふり虚空に音楽聞え、諸仏・菩薩は皆常楽我浄の風にそよめき給へば・我れ等も必ず其の数に列ならん
 これは、御本仏の絶対のお約束である。
7  誉れ高き「多宝会」の方々と一緒に戦うことは、私には最大の喜びだ。
 「仏」とは、絶対に負けない生命である。
 「仏」とは、永遠に消えぬ大福運を積んだ幸福者のことである。
 「仏」とは、あらゆる邪義謗法と戦い抜き、生涯、戦い勝っていく忍耐の生命である。
 人はどうあれ、私たちは、最高の正義の誇り高き道を知っている。
 人が何と言おうが、勝手に言えばいいだろう。
 勝利者になること!
 幸福になること!
 人類に尽くすこと!
 人びとに心から励ましを贈れる人生ほど、尊き人間道はないのだ。
 自分らしく生きることだ。
 自分らしく生き抜けば、それが最高の幸福だ。
 これが仏法なのである。

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