Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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「女性の世紀」の若き旭日(下)  

2004.11.13 随筆 人間世紀の光2(池田大作全集第136巻)

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3  さらにまた、何があろうが、「わが家を善き家庭にしよう!」「善き職場にしよう!」と祈り、凛々しく立ち上がることだ。自分自身が、皆を照らす太陽となっていくところに、本当の勝利があり、独立自尊の幸福の旗が翻るのだ。
 神経質すぎたり、また生真面目すぎて、独りぼっちになって、苦しむことがあってはならない。社会から離れ、善き仲間から遠ざかり、一人になってはいけない。
 人というのは、助け合い、交わるものだ。そのなかに喜びがあり、智慧があり、成長があるからだ。
 二百十数年前、「女性の人権宣言」を発表した、フランスの″女性解放の先駆者″オランプ・ドゥ・グージュは声高らかに呼びかけた。
 「女性よ、目覚めよ」「哲学の旗のもとに結集せよ。そして、あなた方の持ち前の気力をすべて発揮せよ」(オリヴィエ・ブラン『女の人権宣言』辻村みよ子訳、岩波書店)
 今、絶対的幸福の哲学のもとに結集した、わが賢明なる女子部よ!
 「生命尊厳の世紀」を子孫末代のために創りゆくのだ。誰が見ていようが、何と言おうが、この道が絶対に正しいからだ。行動のない人生に、勝利の旗はない。行動のない信心に、幸福の旗はないのだ。この尊い意義深き青春を、そして人生を、負けずに、すべての苦難を乗り越えながら、旭日輝く勝利の栄光を胸に、わが道を歩みきっていくことだ。
 これが、本当の人間としての歩み方なのである。これが、仏法である。これが、信心である。「難来るを以て安楽」との、大聖人の重みのある一言を、決して忘れてはならない。
 勝つために、幸福の山に登り切るために、若き崇高な使命に生きゆく女子部、万歳!
 輝く未来に生き抜く使命を帯びて、女性の先頭で、正義と勝利の旗を高く掲げゆく女子部、万歳!
 世界百九十カ国・地域を結ぶ連帯を、いやまして広げゆく女子部の前進、万歳!
 三世十方の仏菩薩が必ず賞讃し、厳護していくことは間違いないのだ。
 世界第一の「平和」と「文化」と「広宣流布」に、固くスクラムを組みゆく、壮大なる女子部、万歳!
 日本一なる、いな、世界一なる女子部、万歳!
4   世界一
    創価の女子部は
       輝けり
 立派な「創価女子会館」建設の起工式、おめでとう!
 ――11・12「女子部の日」を記念して。

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