Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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人間共和の輝く足立 民衆は偉大! 我らは勝ちたり

2003.5.8 随筆 新・人間革命6 (池田大作全集第134巻)

前後
5  「第一次宗門事件」の渦中の昭和五十六年の十月二十五日――。わが足立の同志は、あの一万五千人の友好総会を決然と行い、反転攻勢の烽火をあげた。
 さらにまた、昭和六十二年九月十二日にも、創価大学を舞台に、忘れ得ぬ足立の青年平和文化祭を、繰り広げてくれた。
 この文化祭には、アメリカのキッシンジャー博士も出席された。
 足立の若人の躍動する演技に合わせて、私が一緒に踊り舞う姿を、隣の博士も心から楽しそうに見守っておられた。
 その博士は、私との対談集で、指導者の任務について論じておられる。
 それは、今までできないと考えられてきた行動に向かって、民衆の持っている最高の資質を引き出すことにあるとの指摘であった。
 民衆の無限の可能性を引き出すことが、あらゆる組織の役目であらねばならない。
 広宣流布という人類究極の目的に向かって、民衆の力を引き出し、結集しゆく学会の使命は、あまりにも大きいのだ。
 今や東京において、いな、日本において、その民衆力が劇的に涌出する大舞台こそ、わが足立である。
6  日蓮大聖人は、師弟一体の勇敢な祈りを教えられ、こう仰せである。
 「はげみをなして強盛に信力をいだし給うべし
 我らには、無敵の信仰がある。不屈の信念がある。金剛の団結がある。
 ゆえに、打ち破れない壁など断じてない。
 その模範の中の模範が、足立である。
 東京の王者・大足立よ!
 常に勇気凛々と、皆を勝ち戦へ引っ張ってきた、民衆の大長者たる足立の友よ!
 その無限の力を、いよいよ借しみなく発揮してくれ給え!
 君たちの尊き手と手で、完全勝利の鐘を、高らかに打ち鳴らしゆく栄光の時が遂に到来したのだ。

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