Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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「青年の世紀」の栄光 突き進め! 広宣流布の最高峰へ

2002.7.19 随筆 新・人間革命5 (池田大作全集第133巻)

前後
4  常に、広布途上に巻き起こる多くの邪悪との戦いには、必ず男子部が先陣を切った。
 ──五十年前(一九五二年)の”立宗七百年祭”のことである。
 戦時中、蓮祖を貶める邪義を唱えて軍部に迎合し、学会弾圧の遠因となった悪坊主を総本山で見つけ、厳しく問責したのも男子部であった。
 ところが、宗門の宗会は、戸田先生の大講頭罷免、登山停止などの不当処分を決議したのだ。
 陰険愚劣な坊主どもよ! 青年たちは憤激し、立ち上がった。
 師匠を守れ、学会を守れ!
 男子部は、直ちに、宗会決議の取り消しを求め、反撃を開始正義の対話と言論で、正々堂々、理不尽な学会弾圧をはね返していったのである。
 これがわが男子部の伝統だ。
5  世界の約百八十カ国・地域に活躍する青年が毅然として立ち上がる、輝く「青年の世紀」の太陽は昇った。
 いかなる地位も、名誉も、「若さ」という勲章の前では色槌せる。若いこと、それ自体が偉大なのだ。ゆえに「常に老いたる帝王のうらやむところとなるであろう」(『レ・ミゼラブル』2、豊島与志雄訳、岩波文庫)とは、ユゴーの結論であった。
 わが青年諸君が、若師子のごとく、永遠なる平和の建設の先頭を進む雄姿を、全世界の民衆は待ち望んでいる。
 いかなる障害をも、悠然と乗り越え、進め! そして、また進め! あの栄光の最高峰に、正義と勝利の旗を掲げゆくのは、君たちしかいないからだ。

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