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日蓮大聖人・池田大作

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紅燃ゆる志の天地・四国 友よ 正義を叫べ 正義に生き抜け

2001.7.28 随筆 新・人間革命4 (池田大作全集第132巻)

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7  四国は「志国」──燃え上がる「志の国」だ。
 御書には、「凡夫は志ざしと申す文字を心て仏になり候なり」と仰せである。
 新しい世紀を創るものは、わが敬愛する同志の胸中に燃える「大志」の炎だ。
 この二十年、雨の日も、風の日も、炎天下にも、「紅の歌」を歌いながら、戦い抜いてきた四国の同志よ!
 広布の電源地・香川よ!
 信心の王国・愛媛よ!
 歓喜の渦潮・徳島よ!
 先駆の光源・高知よ!
 遂に、我らの四国が世紀の大空に舞いゆく時が来た。
8  あの日、あの時、四国での指導の旅のなかでも、戸田先生との”師弟の語らい”は続いた。
 その話題は、ドイツ文学である。
 私が、愛誦するゲーテの格言を幾つか申し上げると、先生は、「おまえは、ゲーテを知り抜いているな」と感心してくださった。
 とくに、先生が微笑みながら頷いておられたのは、”困難があってはじめて善事が貫徹される”(エッケルマン『ゲーテとの対話』亀尾英四郎訳、岩波文庫。参照)、”勇気は、早晩、愚昧な世間の抵抗に打ち勝つ”(『ゲーテ詩集』3、片山俊彦訳、岩波文庫、参照)などの言葉であったと記憶する。
 さあ! 不屈の闘魂が燃える正義の四国から、壮大なる民衆王者の大行進の勝鬨をあげたい。
 日本中、世界中の同志が、四国の爆発的な大勝利を祈り待っているからだ。

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