Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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戦う愛知の誉れ 広布の堅塁 卑劣な権力に勝てり!

2001.7.10 随筆 新・人間革命4 (池田大作全集第132巻)

前後
7  中部の愛唱歌である「この道の歌」(山本伸一作詞)が発表されたのも、「熟原の三烈士」の歌の発表から二年後(一九七八年)の同じ七月二十七日であった。
 「この道」とは、信念の道であり、そしてまた正義の道、幸福の道、同志と歩む勝利の道である。
 それは、我ら「創価の烈士」が進みゆく大道なのだ。
 当初の発表では、歌詞の結びは、「ああ中部中部 諸天舞う」となっていた。
 だが、皆の合唱を聴きながら、最後の歌詞がちょっと違うな、と思った。
 諸天が「舞う」だけでは、主体である我々にとっては、受動的になってしまうからだ。
 大事なのは、諸天をも「舞わせる」、つまり「動かしていく」、我々自身の強き祈りと行動にしていくべきであると思った。
 そこで、後になって申し訳なかったが、「諸天舞え」と直したのである。
 仏法の勝負は厳しい。
 中途半端な、ひ弱な精神では、断じて勝てない。
 民衆の悲嘆の流転を変え、堂々たる民衆勝利の大喝采を叫ぶことはできない。
 ゆえに、徹して、断じて強くあれ! ひとたび戦いを起こしたなら、必ず勝て!
 必死の一人は、万軍に勝るのだ!
 蓮祖は仰せである。「頭をふればかみゆるぐ心はたらけば身うごく、大風吹けば草木しづかならず・大地うごけば大海さはがし、教主釈尊をうごかし奉れば・ゆるがぬ草木やあるべき・さわがぬ水やあるべき
 これは、中部の友と一緒に拝した、思い出深い御文でもある。
 強い祈りが、教主釈尊を動かし、諸天善神を存分に働かせていくのである。
 猛然と祈り動けば、必ず、多くの人びとが諸天善神となって味方と変わる。 これが、大仏法の原則だ。
8  青年部の勇敢なる「若党」の雄叫びと正義の戦いは、大中部を更に盤石なものとしていくにちがいない。
 大中部の友よ!
 堅固なスクラムで、中部と一体で進みゆく北陸の友よ!
 敬愛する愛知の友よ!
 新しき、また新しき正義の戦いに勝利し、壮大なる広宣流布の大城を、護り築いていただきたい。
 偉大なる愛知よ!
 新世紀の「創価の烈士」よ!
 遂に来た決戦の時、未来永劫に、その名を輝かせゆくのだ。
 そして、二十一世紀の緒戦を、勝利の創価の城で飾っていただきたい。

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