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日蓮大聖人・池田大作

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わが新宿家族の誇り 世界へ波動! 「本陣城」の大攻勢

2001.6.1 随筆 新・人間革命4 (池田大作全集第132巻)

前後
7  その三カ月後の八五年(昭和六十年)、「1・15 新宿の日」を記念する総会で、私は、『三国志』の諸葛孔明の生涯を通して語った。
 孔明は、先主である劉備の遺志を受けて、蜀の国の繁栄のために心血を注いだ。
 しかし、隣国の魏は大国である。虎視耽々、濁に侵略する時を狙っていた。これに対して、孔明は、今こそ戦う時なりと、出陣を決意する。
 ”座して待つよりも、討って出るべし。それでこそ、本陣の守りは盤石となる”──孔明は、積極果敢に攻勢に転じて、愛する民衆と、大地を死守したのである。
 学会本部の庭の中央には、「世界広宣流布原点の地」と刻まれている。
 創価の本陣は、南閻浮提への波動の元始となる拠点だ。この本陣の勢いが一切を動かし、本陣の団結が万軍の勝敗を決する。
 闘魂に燃えたわが新宿は、この翌年(一九八六年)から三年連続、そして昨二〇〇〇年にも「弘教日本一」の栄光に輝いた。
 本部を擁する信濃町支部、南元支部も、常に折伏拡大への闘志に満ち満ちている。
8   随喜して
    転教成しゆく
      われらには
    七宝 光りて
      スクラム無敵と
 この春、新宿婦人部の方々が、それはそれは優雅な藤の花を本部に届けてくださった。
  天高く
    地にも深くと
      藤の花
    広布の藤と
      皆が呼ぶらむ
 藤の花言葉は「歓迎」である。
 わが本陣城は、いかなる戦いにも負けない。断じて勝つ。
 無限の勝利の花を咲かせ、世界の友を歓迎することが、我ら新宿家族の誇りであり、歓びであるからだ。

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