Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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わが目黒の栄冠 不滅の歴史を創れ 共戦の同志よ!

2001.2.9 随筆 新・人間革命3 (池田大作全集第131巻)

前後
8  大聖人が、なぜ、あれほどの魔軍から迫害されても、ただ、お一人で耐え抜かれ、勝ち越えられたのか。
 それは、ひとえに「心のつよき故」であられた。
 御文には、「神の護ると申すも人の心つよきによる」と仰せである。
 まず、自分自身が強くなる以外にない。何があろうとも、強気で、徹して強気で、人生に立ち向かっていく以外にない。
 友を心から励まし、鼓舞しながら、あの草創のごとき、不撓不屈の学会精神を、いま再び、燃え上がらせていくのだ。
 ともあれ、激変の世紀が始まった。すべてにおいて、たがが外れ、何もかも変化している。
 だからこそ、個人であれ、団体であれ、この最初の一年を競り勝ったところが、新しい世紀の主導権を握る。
 二〇〇一年は、平和と人道の民衆の大連帯が、断じて、勝利、勝利で飾りゆく年である。
9  「人間にあっては、この上なく偉大なことはすべて/勝とうとする勇気によって成し遂げられる」(『イクシーオーン』久保田忠利訳、『ギリシア悲劇全集』12所収、岩波書店)とは、ギリシャの詩人の名言である。
 今年も年頭から、わが目黒の前進は、偉大な勇気に漲っている。
 目黒国際文化会館での「人間主義の語らい」展には、一万一千人を超える方々が来場されたと、伺った。
 大難をものともせず、広宣流布の戦勝碑を、幾度も、幾度も打ち立ててきた目黒の友よ!
 二十一世紀の旅立ちも、私と共に! そして、新しき勝利の歴史を、共々に!
 目黒の同志たちの鉄壁の団結で、大東京の空にそびゆる栄光の民衆の砦を、堂々と築いてくれ給え!

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