Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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地域広布の原点・荒川 民衆の大行進 東京の先頭を走れ

2001.2.8 随筆 新・人間革命3 (池田大作全集第131巻)

前後
7  一九七八年(昭和五十三年)六月三十日、英知の学生部の、結成二十一周年を記念する幹部会が行われたのも、われらが荒川文化会館であった。
 仏勅の学会を破壊しようとする、卑劣な誹謗・中傷の嵐が吹き荒れた時代である。
 まさに、この時、私は、自ら作詞・作曲した「広布に走れ」の歌を荒川で発表した。
  ♪今ほとばしる大河の中に
   語り尽くさなん
   銀波をあびて
   歴史を創るはこの船たしか
   我と我が友よ広布に走れ
 不屈の前進の歌声は、庶民の大河・荒川から全国へ響きわたっていった。
8  私は、荒川が大好きである。
 ここには、いつも変わらぬ、偉大な「民衆」がいる。
 私が、あの夏、荒川に第一歩を印した時、日暮里駅に出迎えてくれた凛々しき青年の一人は、当時十九歳の田口君(現・ブラジルSGI理事長)であった。
 今日のブラジルの目覚ましい「地域友好」「地域広布」の大発展の一つの淵源も、ここ荒川にある。
 常勝不敗の誇りも高き荒川の同志は、人と人の心を結びながら、わが街を広布に走る。
 愛する荒川よ!
 二十一世紀の「大東京の勝利の城」を断固と頼む!

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