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6 　一九八七年（同六十二年）の十月十八日には、晴れ渡る青空のごとく、美しき瞳の若者たちは、満たされた使命の胸を燃え上がらせながら、陸続と、意気揚々と集ってきた。
　この北九州で、「第八回世界青年平和文化祭」が絢爛と開催されたのである。会場は、忘れることができぬ北九州市立総合体育館であった。
　私は、この尊く、偉大なる二十一世紀への広宣流布の指導者たる「先駆の青年」に、一詩を贈った。
　　青年の
　　　　また青年の
　　　　　　輝ける
　　　　世紀へ走らむ
　　　　　　瞳　凛々しや

7 　人間の情熱には、さまざまな情熱がある。
　若人の情熱にも、また、それぞれの情熱がある。
　最も崇高な情熱は、多くの悩める人のために尽くす情熱である。
　未来を、文化と平和の世界とするために尽くしゆく情熱である。
　今、この北九州には、堅固にして気高い使命に戦い抜く情熱の若人が集い合っている。
　なんと美しく、なんと力強く、なんと尊く、なんとすばらしき平和の前進の姿か！　広宣流布への確かなるスクラムか！
　この世紀の行進は、ありとあらゆる卑劣な邪悪を打ち破り、いよいよ足音も高く、いよいよ勢いを早めている。
　確実に、正義の怒りをもちながら、われらの世界広布の夜明けは遂に始まった！
　雄々しく進め！　創価の同志よ、大九州の友よ！　「先駆のなかの先駆」の北九州よ！