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日蓮大聖人・池田大作

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世界市民の都・シンガポール 新世紀に駆ける獅子に栄えあれ!

2000.11.27 随筆 新・人間革命3 (池田大作全集第131巻)

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6  「世界市民の都」シンガポールの皆さんは、その先駆を切ってこられた。
 「八月九日」の独立記念日の祭典への出場も、八一年以来、通算十五回となり、特に九五年からは、六年連続で「メーン演目」を担ってきた。
 建国三十五周年を祝う本年の祭典でも、千人のメンバーのマスゲームは、二万五千人の観衆を魅了した。
 また、ナザン大統領も、今回の会見で、私どもSSAの毎回の演技を高く評価し、心から賞賛してくださった。
 さらに、高齢者のための教育プログラムの推進、老人ホームへの慰問、文化団体とのコンサート、チャリティー・キャンペーンなど、着実に社会貢献の運動を積み重ねてきた。
7  シンガポールは「青年の国」である。そこには活力があり、調和がある。たゆみない向上があり、建設がある。
 かつて、わが師・戸田城聖先生は言われた。
 「新しき世紀を創るものは、青年の熱と力である」と。
 今、新しき世紀の開幕にあたり、私は、この言葉を、シンガポールの柱である、SSAの青年の皆さんに贈りたい。
 新しい世紀は、青年のものである。青年の瞳が希望に輝き、その生命が躍動している限り、その国は発展し続ける。
 さあ、獅子の子よ! 使命の同志よ! 出発しよう!
 高らかに銅鑼を打ち鳴らし、誇らかに悠然と胸を張り、希望の波躍る「第三の千年」の大海原へ。
 栄えあれ、シンガポール!
 マジュラ・シンガプラ!(進め、シンガポール!)

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