Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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ざくろの紅い花 民衆王よ 使命の庭で勝利の果実を!

2000.7.5 随筆 新・人間革命3 (池田大作全集第131巻)

前後
5  ざくろは、がくの形が「王冠」の姿をしているからか、″果実の王″として、しばしば、王権などの象徴とされてきた。
 ところが、一説では、ざくろは、反対に、″民が王″の民主主義のシンボルともされているようだ。
 つまり、″王冠に見える萼″よりも、食べられる果実の方が価値がある。価値があるのは、王や権力者よりも、民衆なのである――と。
 民衆こそ偉大である!
 民衆こそ尊極である!
 御書にも「王は民を親とし」と説かれている。
 今、この「民衆王」の勝利の劇をば、あの地、この地で、痛快に繰り広げているのが、創価の正義軍の陣列なのである。
6  青年の七月。情熱の七月。
 そして、師弟の七月――。
 本部周辺に植えられたざくろは、ほぼ一カ月咲き続けて、今はわずかな花を残すのみとなった。再び、万緑のなかにとけ込みながら、黙々と、あの宝石のような果実、勝利の果実を育んでいくことであろう。
 友よ、勝て!
 創価の友よ、堂々たる栄冠を勝ち取れ! と見守り、祈るかのように――。

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