Nichiren・Ikeda

Search & Study

日蓮大聖人・池田大作

検索 & 研究 ver.9

不滅の歴史・関西の文化祭 大雨に勝ち誇る英雄の讃歌

2000.6.14 随筆 新・人間革命3 (池田大作全集第131巻)

前後
9  この六段円塔の歴史的一瞬を永久に残したい。
 我らの恩師・戸田城聖先生の故郷である北海道・厚田村には、三トンの重さのある、見事な人間円塔の彫刻が飾られている。
 六段円塔を思うたび、厚田のこの像が二重写しに蘇る。私には、この像は、六段円塔の不滅の栄光と一体なのである。
 なぜ、この像を、戸田記念墓地公園に置いたか?
 若き弟子たちの勝ち抜いた姿を、私は、戸田先生に見ていただきたかったからである。そして、弟子が偉大であるとともに、偉大な我が師を讃えたかったからであった。
 それは、永久に、恩師を忘れてはならないという、「弟子の道」の意義を含んでいるのだ。
 六段円塔に挑戦した青年部の芳名は、万代へと留め残されている。
 あの「雨の文化祭」と並んで、この長居陸上競技場での「第一回関西青年平和文化祭」は、永遠の広宣流布の道に、誉れ高く、「学会精神の鑑」として、綴り残されていくにちがいない。
10  嬉しいことに、この文化祭を成し遂げた栄光の友が、今、二十一世紀の大関西を担い立っている。
 この常勝の歴史は、広宣流布の創価学会史に、今もって不動である。
 輝いている。
 そびえ立っている。
 不可能を可能にしゆく「関西魂」!
 これを「常勝関西」と、私は呼ぶ。「常勝関西」と、私は叫ぶ。

1
9