Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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わが宝の青年に贈る 使命ある君よ 断じて生き抜け

2000.6.7 随筆 新・人間革命3 (池田大作全集第131巻)

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7  君よ、後悔の春夏秋冬であってはならない。
 朝な夕なに、そしてまた、真昼の空に君臨する太陽のごとく、君は、偉ぶった王侯貴族を下に見ながら、皆がため息をつくような、痛快な勝利の人生を飾りゆけ!
 肩書が、なんだ!
 栄誉、栄華が、なんだ!
 外面の名誉が、なんだ!
 世の人びとが想像もつかぬ、最高善の大法と共に生き抜く「行躰即信心」こそ、人生究極の立派な生涯なのである。
8  大詩人ユゴーは、幾多の戦闘を、勇敢に勝ち進んできた英雄たちを謳った。
 「あの最後の戦いの、最後の兵士たちは
 偉大だった。彼らはあらゆる国を征服して、
 あまたの国王を追いはらい、アルプスを越え、ラインを越えた。
 そして彼らの魂は青銅のらっぱの音とともに鳴りひびいたのだ!」(『懲罰詩集』、『ユゴー詩集』〈辻昶・稲垣直樹訳〉所収、潮出版社)

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