Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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恩師と個人指導 学会永久に「御書」根本に勝利

2000.5.23 随筆 新・人間革命3 (池田大作全集第131巻)

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6  「法に依って人に依らざれ」である。
 学会は″御書根本″であるがゆえに、強い。
 いかなる時代になろうとも、常に、この原点に立ち返れば、決して行き詰まることはない。
 戸田先生は、『御書全集』の「発刊の辞」に、「この貴重なる大経典が全東洋へ、全世界へ、と流布して行く事をひたすら祈念して止まぬものである」と記された。
 今、この悲願通りに、御書は、世界中の言語に翻訳されている。
 韓国語の『御書全集』は、すでに完成し、中国語の『御書全集』も、創立七十周年の記念事業として、発刊される予定である。(=韓国語は一九八九年四月、中国語は二〇〇〇年十一月に発刊)
 また昨年(一九九九年)には、待望久しかった『英訳御書』も刊行された。英語の使用人口は十八億人に及ぶといわれ、その発刊の意義はまことに大きい。
 百五十六カ国・地域に広がったSGI(創価学会インターナショナル)は、どこまでも御書を中心に、団結していくのである。
7  「法華経に勝る兵法なし」
 御書こそが、いっさいの闘争の要諦である。
 「蓮祖の御聖訓である『広宣流布』に戦い続けた人が、菩薩であり、仏である」とは、戸田先生の結論であられた。
 ″仏法は勝負″である。
 ゆえに、我々は、法理に則って、戦い生き抜き、戦い勝ち抜いていかねばならない。
 それが、大聖人に対する、信仰の実像であるからだ。
 その功徳は不滅であり、福運は無量であり、三世にわたる生命の勝利は、確実であるのだ。

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