Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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征け! 偉大なる愛知 民衆が築けり 難攻不落の人材城

2000.3.31 随筆 新・人間革命2 (池田大作全集第130巻)

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9  一九七六年(昭和五十一年)は、一年間に七回も中部を訪問した年である。
 西区にあった名古屋文化会館を中心に、南区、北区、千種区、中村区、昭和区の会館に足を運ぶなど、友の激励に市内各所を駆け巡った。大切な愛知の皆様方と過ごした思い出は、今でも黄金の光を放って、わが胸に輝いている。
 「人の一生は重い荷を負うて遠き路を行くがごとし」とは、愛知が生んだ天下人・徳川家康の至言である。
 壮大なる闘争なくして、壮大なる建設も、壮大なる勝利も断じてない。
 私が「偉大なる愛知たれ!」と呼びかけたのは、十五年前の「幸の風」薫る五月のことであった。以来、わが愛知家族の朗らかな前進、雄々しき快進撃はとどまることを知らない。
 「艱難汝を玉にす」という格言があるが、苦難を越えて、強き愛知になった。
 頼もしき愛知になった。
 天下にそびゆる「偉大なる愛知」になった。
 過日の中部訪問でも、その勢いを感じた。青年部諸君の成長も著しい。実に嬉しい。
10  三世永遠の愛知の城を! そのためには、一にも、二にも、土台を固めることだ。人材をもって城とすることだ。
 愛知は、二十世紀の幾山河を勝ち越え、二〇〇三年の広布五十周年への大前進を、愉快に、力強く開始した。「偉大なる愛知」の尊き同志の足音が、歓呼の声が、今や、世界の各国にも轟き響いている!

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