Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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恩師の獄中闘争 創価の原点 広宣流布

2000.2.11 随筆 新・人間革命2 (池田大作全集第130巻)

前後
9  まさにそのころ、牧口先生は獄中にて、尊き生涯を閉じる。「学会創立の日」と同じ十一月十八日である。
 その死を、戸田先生が知らされたのは、翌年の一月八日のことであった。
 「誰が師匠を殺したのか!」
 先生は、慟哭と憤怒の血涙のなかで、真の弟子として師匠の″仇討ち″をと、殉教の決意をされた。
 師を獄死させた日本の、敗戦直前の七月三日。先生は痩せ細った、疲れ果てた姿で、獄門を出られた。
 しかし、正義の巌窟王・戸田先生は、鉄の鎖を断ち切って、創価の炎の剣と炎の魂を、高く掲げて立ち上がった。
 先生の偉大なる信念は、今や全世界に轟き、人びとの賞賛の声が高らかに鳴り始めた。
10  戸田先生ご生誕百周年 二月十一日を記念して 沖縄にて

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