Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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不屈の心の三重 嵐を突き抜け 栄光の民衆詩を

2000.2.5 随筆 新・人間革命2 (池田大作全集第130巻)

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6  この年(七六年)と二年後と続けて、研修所の近所の日用雑貨店に立ち寄り、店のご婦人と和やかに懇談したことも懐かしい。
 以来、学会の理解者として地元の会合に出席され、折々に、お手紙等も寄せてくださる。お誕生日が、私と同じ一月二日であるとも伺った。
 どうか、いつまでもお達者でと願う昨今である。
7  御書には「浅きを去つて深きに就くは丈夫の心なり」と仰せである。
 わが創価の勇者は、人間としての真実の充実を知る。「もう一歩進もう!」「さらに一重深い戦いをしよう!」と、汝自身の最高峰に挑戦する。
 ドイツの哲学者ヘーゲルは言った。
 「人間の最も内なるもの、即ち良心は宗教において始めて絶対的な責務とその責務についての確信とをもつようになる」(『宗教哲学』上、木場深定訳、『ヘーゲル全集』15、岩波書店)
 真実の仏法を持ったわれらこそは、不動の大確信で、自らの人生最高の大道を歩んでいるのだ。
 三重の友よ、いかなる宿命の嵐も突き抜け、創価の世紀へ、民衆の勝利の大叙事詩を綴れ!
 幾重にも、また幾重にも!

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