Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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師子の誉れ「7・3」 大難の嵐に翻れ 広宣の旗!

1999.7.3 随筆 新・人間革命2 (池田大作全集第130巻)

前後
8  戸田先生は、七月の十二日には、蔵前の旧国技館で東京大会を開かれ、私の即時釈放を要求された。
 また、足もともおぼつかぬ憔悴したお体で、手摺にしがみつくようにして階段を上り、大阪地検にも抗議に行かれた。後にその話を聞き、師のありがたさに、私は涙した。
 広宣流布とは″権力の魔性″との壮絶なる闘争である。メロドラマのような、その場限りの、浅はかな感傷の世界では断じてない。
 大聖人は、大難の嵐のなか、「本より存知の上」(御書951p)と、厳然と仰せられた。
 私は、恩師・戸田先生の弟子である。もとより「革命は死なり」と覚悟してきた。
 広宣流布とは、殉難を恐れぬ創価の勇者によってのみ、成就される聖業といえるのだ。
9  青年よ、民衆の勝利のために″師子″となって立ち上がれ!
 そして、友のために走れ!
 何ものも恐れるな!
 出よ! 幾万、幾十万のわが門下たちよ!
 時代のすべては、やがて移り変わる。
 花が乱れ咲く時もあろう。
 悪魔たちが正義を葬り去ろうとする狂気の時代もあろう。
 しかし、黄金の道をつくれ!
 歩め! 極善の一歩を踏み出すのだ!
 創価の宝である、師弟不二なる若き弟子たちよ!

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