Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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第二総東京代表協議 先手は必勝、後手は敗北

2006.2.20 スピーチ(2006.1〜)(池田大作全集第100巻)

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11  妙法は絶対的幸福の軌道
 大聖人の門下には、立派な最愛の息子に先立たれたことが発心のきっかけとなって、両親ともに妙法への信仰を深めていった家族もいた。
 この両親は、真剣に妙法を行じ、真心込めて大聖人に、お仕えしていった。
 大聖人は、その信心を讃えられ、こう仰せになられている。
 「(あなた方の信心のすばらしさは)ただごとではありません。ひとえに釈迦仏が、あなた方の身に入り替わられたのでしょうか。また、亡くなられたど子息が仏になられて、父母を仏道に導くために、あなた方の心に入り替わられたのでしょうか」(御書1397㌻、通解)
 「あなた方に、もしものことがあるならば、暗い闇夜に月が出るように、妙法蓮華経の五字が月となって現れ、あなた方の行く手を照らすでしょう。そして、その月のなかには、釈迦仏・十方の諸仏はもとより、先立たれたご子息も現れて、あなた方を導いていかれることを確信してください」(同㌻、通解)
 妙法に結ばれた生命は、生死を超えて、ともどもに、たがいに、励まし合い、護り合い、導き合って、絶対の幸福と勝利の軌道を進んでいくのである。
 妙法の世界には悲嘆もなければ、悲観もない。妙法を行ずる家族は、何があっても「常楽我浄」の月光に包まれていく。そして、その足跡が、あとに続く人々に、計り知れない希望と勇気を送っていくのである。
12  大聖人は、法論のさいの心構えを、こう教えておられる。
 あなたは、「法華経という大梵天王の位」にいるのである。だから、権宗の者どもを「鬼畜」などと見下しても、あえて誤りではない。そう心得て、法論しなさい――と。(御書1282㌻)
 この誇り高き破折の精神を燃えあがらせていくことだ。そこに真実の仏道修行の道がある。
 大聖人は、こうも言われている。
 「日蓮が弟子等は臆病にては叶うべからず
 この御聖訓を、ゆめゆめ忘れてはならない。
 広宣流布は「勇気」で決まる。勇気の二字のなかに、慈悲も、正義も、幸福も、勝利も、すべてが含まれているのである。
 さあ勇気凛々と、仲良く愉快に、新しき広宣流布の大行進を広げてまいりましょう!
 (東京牧口記念会館)

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