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日蓮大聖人・池田大作

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第五十七回本部幹部会、第一回東海道総会… 人間革命の哲学を全世界へ

2006.2.8 スピーチ(2006.1〜)(池田大作全集第100巻)

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9  「心の財」を贈りゆく婦人部・女子部を大切に
 きょうは、世界一の「平和の宝島・沖縄」の総会、おめでとう!
 皆さん、遠くから本当によく来てくださった。皆さんのことは、絶対に忘れない。
 東海道の皆さんも同じである。世界一の「正義の人材城・東海道」の総会、おめでとう!
 そして、「心の財」を、人々に贈りゆかれる世界一の婦人部、女子部の「幸福博士」の皆さま方、毎日毎日の奮闘、本当にありがとう! ご苦労さまです!
 もしも、婦人部がいなければ、学会は、一歩も前に進まない。もしも、女子部がいなくなれば、学会は、未来性のない寂しい灰色の団体になってしまう。そのことを男性の幹部は本当に分からなければいけない。そして、婦人部、女子部に感謝し、心の底から大切にしてもらいたいのである。
 大聖人は、在家の女性の門下を、それはそれは大事にされた。家族に不幸があれば、ともに悲しみ、病気だと聞けば、ともに祈り、立派な求道の姿を最大に讃えられ、陰の労苦を察しては、深い感謝を捧げておられる。まさに、門下の女性の心のひだに染み入るように激励され、細かいところまで、一つ一つ手を打っていかれた。これが御本仏の御姿である。
 戸田先生もまた、女子部、婦人部を本当に大切にされた。それは、格好主義でも、組織のためでもない。信心を持った女性たちを、一人も不幸にしてなるものかという真実の慈愛の振る舞いであられた。私も戸田先生の弟子として、先生と同じ心で女性を大切にし、女性の意見を尊重してきた。この一点を男性幹部は、ゆめゆめ忘れてはならない。
10  きょうは、「女性の時代」の先頭を走る、そうそうたる女性リーダーが集まっている。
 アメリカで、女性で初めて、総合病院の最高経営責任者となった婦人は、地区部長である。
 カリフォルニア州の政府高官を務め、全米屈指の弁護士事務所を共同経営する地区副婦人部長。
 世界的に有名なアメリカ大手企業の最高幹部である支部婦人部長。
 ウエスト・ロサンゼルス大学の教授を務める、方面の副婦人部長。
 ヨーロッパからは、弁護士として奔走されているベルギー女子部長。
 そして、目の不自由を乗り越えながら、プエルトリコ大学で、天文学教育の推進に取り組み、偉大な探究を続ける、女子部の地区リーダー。
 皆、広宣流布と社会の最前線で、勇敢に、忍耐強く、戦っておられる。
 今、世界各地に″社会で勝つ人″″社会で光る人″が誕生している。
 こうした婦人部、女子部の皆さま方の活躍こそ、「創価の女性の世紀」が絢欄と開幕した実証であると、声高らかに、私たちは宣言してまいりたい。
11  敵とは、勇気を与えてくれる薬
 ラオスを代表する文学者であるスワントーン・プッパーヌウォングは、ある作品に登場する女性に、こう語らせている。
 「人生最いよ。敵は勇気をつけてくれる薬なのよ」(『ムアン・プアンの姉妹』星野龍夫訳、大同生命国際文化基金)
 この言葉を、謹んで、婦人部、女子部の皆さん方に捧げたい。
 そしてふたたび、ラオスの「建国の父」カイソーン大統領の叫びを、わが愛する青年部の諸君に贈りたい。
 「私は最後まで戦いぬくと誓った。たとえ命を落とすことになろうとも、この自分の誓いは生涯、守りぬく」
 勝利を決定する力は、この、徹しぬいた執念である。
 この執念で、私は十九歳から現在まで、勝ってきた。この執念が、仏法の真髄でもある。
 結びに、「敬愛するラオス国立大学に栄光あれ!」「敬愛するラオス国家に繁栄あれ!」。そして、「敬愛するわが同志に、健康あれ! 勝利者たれ!」と申し上げ、私の謝辞といたします。
 まことにまことに、ありがとうございました。
 (創価国際友好会館)

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