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日蓮大聖人・池田大作

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創立七十五周年記念協議会(4) 平和の道も、幸福の道も一人の戦いから

2005.8.24 スピーチ(2005.8〜)(池田大作全集第99巻)

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5  関東に縁の深い日寛上人は断言された。
 「我等、妙法の力用に依って即蓮祖大聖人と顕るるなり」(文段集六七六㌻)
 広宣流布のために、不惜身命で戦う人は、偉大なる仏の生命が、わが身に厳然と涌現するとの仰せである。なんとすばらしいお言葉であろうか。大聖人に等しい力がわきあがる。ならば、いかなる困難にも負けるわけがない。これが信心の究極である。このことを、だれよりも確信して進む関東の同志に「栄光あれ! 幸福あれ!」と、私は強く祈っている。
 自分が縁した友、そして、ともに戦う同志の幸福を、心から祈り、陰に陽に尽くしていく。それが仏法のリーダーである。その人が、一生涯、幸福な人生を歩めるように――私はいつも、そういう思いで、祈りに祈り、励ましてきた。
 先輩は、後輩に対しても、ふざけがあってはならない。真剣でなければならない。
 また、何度も申し上げるが、壮年のリーダーは婦人部の意見を大事にすべきである。独りよがりではいけない。皆が「いいな」「見事だな」と思う名指揮をお願いしたい。
 団結こそ勝利である。心を合わせて、仲良く進んでいただきたい。
 皆、いい人生を! 青年は親孝行の人に! そして、わが使命の天地で大勝利して、皆から喝采される、すばらしい一生を生きぬいていただきたい。
6  ナポレオン「いかなる戦いも、最後の五分間で決まる」
 九月十二日は「竜の口の法難」の日である。
 日蓮大聖人の時代は、山に山を重ねるような大難の連続であった。
 難こそ誉れ――その崇高なる心を、私はかつて「熱原の三烈士」(本全集第39巻収録)の詩にうたった。
  生死流転の神四郎
  桜の花に吹く風に
  あれよ広布の鑑よと
  その名かんばし熱原の
  烈士の命 誉れあり
 この歌を、そして戸田先生が大好きだった″大楠公″を、わが心のピアノで奏でながら、「わが友よ負けるな!」「断じて勝ちゆけ!」と祈ってきた。
 われらもまた、後世の友から讃えられる大闘争を、勇敢にやり遂げよう!
 最後に、常勝将軍ナポレオンの言葉「いかなる戦いも、最後の五分間で勝負が決まる」を贈り、スピーチを結びたい。きょうは、ありがとう! 勝って会おう!
 (長野研修道場)

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