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日蓮大聖人・池田大作

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第四十九回本部幹部会、第四回東北総会 さあ前進! 世界広布の「本門の時代」を

2005.5.18 スピーチ(2005.4〜)(池田大作全集第98巻)

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19  法華経の兵法で、師弟の心で、勝て!
 「法華経に勝る兵法なし」。これが、大聖人の御確信である。
 それは、「広布」と「人生」のあらゆる闘争を断固として勝ちぬいていく、真髄の力である。そしてまた、提婆達多のごとき邪知の輩をも、厳然と打ち破っていく究極の智慧である。
 迫害をくぐりぬけた四条金吾。その勝因を大聖人は三点にわたって示された。(御書1192㌻)
 まず、「先々の用心」。決して油断せず、事前の準備や轍密な取り組みを怠らないことだ。
 次に「勇気」。
 そして「強い信心」。強盛なる大信力を出すことである。
 「法華経の兵法」を会得するための要諦は何か。
 それは、「師弟相違せばなに事も成べからず」等と示されているとおり、″師匠の深き心に、自身の心を合致させていく信心″である。
 大聖人に直結する創価学会の師弟には、この「法華経の兵法」が脈々と受け継がれている。師と弟子の心が一致した「法華経の兵法」ほど強いものはない。
 戸田先生は、あの大阪事件の弾圧の渦中に叫ばれた。
 「破折すべきことは徹底して破折していくんです。黙っていれば、世間はそれが真実だと思い込んでしまう。
 『いかなる事ありとも・すこしもたゆむ事なかれ、いよいよ・はりあげてせむべし』というのが、折伏の精神です」
 「正義が嘘八百に負けてたまるものですか」
 負けてたまるか!――この「折伏精神」「攻撃精神」に心を合わせてきたからこそ、世界的な学会になった。
 牧口先生と戸田先生、そして戸田先生と私は、この最極の「師弟の力」で勝ってきたのである。
 わが青年部も、この道に続いていただきたい。
20  五月十九日は、創価学会常住の御本尊が認められた意義深き記念の日である。(本年は五十四周年)
 この御本尊には、「大法弘通慈折広宣流布大願成就」と、お認めである。創価学会の破邪顕正の勝利は約束されている。
 インド独立の父マハトマ・ガンジーは言った。
 「信仰が、その結果として行動に移されないとしたら、いったい信仰とは、何であろう?」
 信仰は、観念論ではない。「行動」こそ、真実の信仰の証である。
 私たちは、さらに強く、全世界へ「大法弘通」の道を開き、さらに深く、末法万年尽未来際へ、「慈折広宣流布」の流れを起こしていきたい。そして、さらに堂々と「大願成就」の勝利の歴史を築きゆくことを、固く決意しあいたい。
 どうかお元気で!
 元気になっていく一つの根本は、「夜、できるだけよく休むこと」である。当たり前のようだが、いちばん大事なことだ。夜は遅くまで起きていて、朝は早く起きねばならない――これでは続かない。できるだけ、体を休めていただきたい。
 以上で、本日の幹部会を終わります。長時間、ご苦労さまでした。
 皆さんが、いつまでもお元気であられるように祈っています。ありがとう!
 (東京牧口記念会館)

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