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日蓮大聖人・池田大作

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各部代表協議会 二十一世紀は「民衆の時代」――女性が主役

2004.8.22 スピーチ(2004.1〜)(池田大作全集第96巻)

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11  今いるその場で光れ!
 最後に、「知の巨人」たちの言葉を贈りたい。
 哲学者のカントは指摘した。
 「人間はたくさん訓練することで自分の生命力すなわち活動性を維持しなければならない」(「コリンズ道徳哲学」御子柴良之訳、『カント全集』20所収、岩波書店)
 幸福は活動のなかにある。価値ある活動を何もしない人は、人生を生きていないようなものだとカントは教えているのである。
 文豪トルストイは言った。
 「自分はなんのために生きているのかを思い出すようにしています。(中略)人間は、本来の使命に目覚めたとき、あらゆる悩みを解決できます」
 私たちは、妙法を弘め、この地上から不幸の人々をなくすことを誓って生まれてきた。これ以上の尊い人生はない。
 この大確信に立って祈る時、どんな悩みも、苦しみも、全部、前進し成長していくための糧にしていける。人間革命の原動力にしていけるのである。
12  ともあれ、今いるその場で「光った存在」になることだ。使命の舞台で乱舞することだ。
 この夏、各地で研修を支えてくださった同志の皆さまに、
  来る年も
    また来る年も
      広宣の
    研修舞台に
      皆さま幸あれ
 と贈りたい。偉大な研修の大成功に対し、深く感謝申し上げたい。
 また、日ごろから、たいへんにお世話になっている全国の会館・研修道場の「守る会」の皆さまに、
  守る会
    おお尊き
      守る会
    広布の基地をば
      護りし長者よ
 と一首を捧げたい。
 そして暑いなか、夏の行事の役員等として走り、祈り、奮闘してくださったすべての皆さま方に心から御礼申し上げたい。
 皆さまの労苦がありて、あの地にも、この地にも、広布の人材が輝き育った。新しい前進が始まった。本当にありがとう!
 生き生きと、健康で、この下半期も、完璧な異体同心の布陣をもって、歴史に残る一日一日を刻んでまいりたい。
 全世界の同志とともに、晴ればれと進みましょう!
 (長野研修道場)

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