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日蓮大聖人・池田大作

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全国最高協議会(5) 史上最高の「創価城」を築け

2004.7.30 スピーチ(2004.1〜)(池田大作全集第96巻)

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5  今から二十五年前の一九七九年(昭和五十四年)四月、私は、第三代会長を辞任した。
 しかし、会長であろうがなかろうが、私は変わらない。功労者のお宅を一軒一軒回った。お会いできない同志には、手紙や揮毫を贈り、時には、ピアノに向かって、友に励ましを届けた。
 わが同志が喜んでくれるならば――この一点に徹して、一歩も退くことなく戦いぬき、今日の世界的な創価学会を築きあげてきたのである。
 一歩また一歩、川の流れのごとく。立ち止まらない。停滞しない。遺巡しない。後退しない。どんな環境にあろうとも、信心のある人、題目をあげる人、広宣流布へ向かっていく人には、無限の「希望の道」が開かれる。仏法を根本に生きれば、断じて、行き詰まりはないのである。
 日本では今、少子高齢化が急速に進んでいる。多くの団体が未来への不安をいだいているとの指摘も多い。
 しかし、子どもが少ないならば、一人一人を「一騎当千」の人材に育てていこう、また多くの高齢者が生き生きと過ごせる環境をつくっていこう――こう前向きにとらえて、進んでいきたい。
6  世界を舞台に!
 学会は、ちっぽけな日本だけではない。世界が舞台だ。
 アメリカでも弘教の波が大きく広がっている。韓国には立派なSGIの本部棟がそびえ立っている。マレーシアやシンガポールなどアジア各国で社会貢献の活躍が光っている。さらに、ヨーロッパでも、南米でも、オセアニアでも、またアフリカでも、SGIの人間主義の運動に大きな期待と共感が広がっている。
 世界の人口は六十三億。まだまだ、世界広布は、これからが本番である。
 そのために私は、未来を展望し、あらゆる次元で手を打ってきた。世界に通用する力ある人材も陸続と育ってきている。
 私も世界を舞台に、さらなる広宣流布の指揮をとってまいりたい!
 明年の二〇〇五年へ、そしてまた創立八十周年となる二〇一〇年の「五月三日」へ向かって、栄光勝利の人生を、健康長寿の人生を、ともどもに勝ち飾っていきましょう!
 (長野研修道場)

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