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日蓮大聖人・池田大作

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第三十五回本部幹部会、第五回全国青年部… 地域に対話の花を!世界に人材の園を!

2004.2.5 スピーチ(2004.1〜)(池田大作全集第96巻)

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14  三代の会長の魂を受け継げ
 二月は、日蓮大聖人の御聖誕(一二二二年)の月である。
 大聖人が譲言による佐渡流罪の大難を耐え忍ばれ、赦免を晴ればれと勝ち取られたのも、二月(一二七四四年)であった。
 大事なのは、勝つことである。栄冠を勝ち取ることである。
 難があるのは、仏法の法則である。これは、やむをえない。
 しかし、いかなる難があろうとも、最後は勝利する。人生の究極の幸福を勝ち取る。
 それが仏法者の生き方なのである。
 佐渡で記された「諸法実相抄」には、こう仰せである。
 「(三類の強敵という大難に)耐えて、妙法を弘める人を、釈迦仏は必ずや衣で覆い護ってくださるであろう。諸天は必ず、その人に供養するであろう。また肩にかけ、背中に負って護るであろう。その人こそ、大善根の人である。一切衆生のためには大導師なのである」(御書1359㌻、通解)
 すなわち、総じて拝せば、大難に耐えて、仏法を弘めゆく人を、仏天は断じて護るのである。
 また、どんな宿命をもっていても、経済苦や病苦に悩んでいても、諸天が必ず護ってくださるのである。大聖人のお約束は絶対である。
 そして、仏法のために難と戦う人こそ、三世永遠の幸福の種を植える人であり、さらに人々を幸福へと導く大指導者、大博士になる因を積んでいる人なのである。ゆえに、わが学会の同志は、何の心配もいらない。
 私たちは、大聖人の正統として、三障四魔の烈風と、まっこうから戦ってきた。仏法を弘めるゆえに、多くの悪口罵詈を受けてきた。経文どおりの最も正しい道を進んでいるのである。
 この創価の三代の師弟の魂を、これからは、青年部が厳然と継いでいっていただきたい。
 そして、千年先、五千年先、一万年先には、どれほどすばらしい「創価の友情の花園」が全世界に広がっていることか。
 それを思うとき、私の胸は躍る。
15  SGIの連帯がさらに拡大!
 この二月(二〇〇〇四年)、カリブ海の美しき太陽の楽園アンギラ(イギリス領)にも、SGIのメンバーが誕生した。この地で、ご主人が土木技師として、また奥さまは教育の分野で活躍されるご夫妻が、そろって入会されたのである。
 これでSGIの大連帯は、さらに一つ増えて、百八十七カ国・地域に広がったことを報告したい。
 全世界の同志の団結と奮闘によって、SGIの大行進は、今、大きく広がっている。
 私は、今年もまた、いやまして、全世界を舞台に平和・文化・教育の波を起こしてまいりたい。
 日本の皆さんも、よろしく頼みます。
 体に気をつけて、断固として、完勝の一年にしてまいりましょう!
 またSGIの皆さま、遠くから、本当に、ご苦労さまです。本当に、ありがとう!
 日本は寒いですから、風邪をひかないように。
 皆さま一人一人に、一生懸命、題目を送ります。お元気で、いつまでも、お元気で!
 そして、全員が幸福になってください。
 きょうは、本当にありがとう!
 (創価国際友好会館)

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