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日蓮大聖人・池田大作

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関東最高協議会 愉快に! 楽しく! 「勝利の劇」を舞え

2002.8.17 スピーチ(2002.8〜)(池田大作全集第94巻)

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12  恐れるな! 広布ひとすじに
 このほど、群馬の青年部の代表が、「兄弟抄」の現代語訳に取り組み、立派にまとめてくださった。尊き求道の結晶を、私は御宝前にお供えした。大聖人が、学会青年部の真剣な教学研鑽を、さぞかし、お喜びになっておられるであろう。
 ここで「兄弟抄」の一節を拝したい。
 「たとえ、どんな煩わしいことがあっても、夢だと思って、ただ法華経のことだけを考えていきなさい。
 なかでも、日蓮の法門は、昔こそ信じがたかったが、今は、前々から言っておいたこと(謗法を断たなければ、自界叛逆難と他国侵逼難が起こるという予言)がすでに的中したので、理由もなく誹謗した人々も、悔いる心が起きているでしょう。
 (それにしても)たとえ、これから後に(日蓮の法門を)信じる男女がいても、あなた方に替えて思うことはできません。初めは信じていたのに、世間の迫害が恐ろしくて、信心を捨てた人は数知れない。そのなかには、もとから誹謗していた人々よりも、かえって強く誹謗する人もまた多くいる。
 仏(釈尊)の在世にも、善星比丘などは、初めは信じていたけれども、後に信心を捨てたばかりでなく、かえって仏を誹謗したゆえに、仏の大慈悲をもってしても、いかんともしがたく、無間地獄に堕ちてしまったのです」(御書1088㌻、通解)
 「このたびの難を耐え忍びぬいて、法華経が衆生を利益する力を試してごらんなさい。日蓮もまた強く諸天に申し上げよう。いよいよ恐れる心根や姿があってはなりません」
 「あなたがたは、信心強盛に歯を食いしばって難に耐え、たゆむ心があってはならない。たとえば日蓮が(権力者の)平左衛門尉のところで堂々と振る舞い、言いきったように、少しも恐れる心があってはなりません」
 「特別のことがなくても、人は一度は死ぬことが定まっている。したがって、卑怯な態度をとって、人に笑われてはなりません」(御書1084㌻、通解)
13  ともあれ、関東は広い。交通事故だけは絶対に起こしてはならない。決して無理をせず、油断することなく、絶対無事故を祈りに祈っていくことである。
 関東は、いずこの県も深い思い出がある。懐かしい同志がいる。今ふたたび、新しき正義の光を、人材の大河を、勝利と歓喜の歌声を、関東から世界へ広げていただきたい。
 (群馬多宝研修道場)

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