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第三回全国青年部幹部会、オレゴン州立大… 青年は「新しい光」広宣の「勝利の劇」を

2002.4.13 スピーチ(2001.8〜)(池田大作全集第93巻)

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13  人類史を転換しゆく「希望の対話」をさらに雄弁に!
 私との対談で、ポーリング博士は、きょう、ここにおられるご長男のポーリング・ジュニア博士が、空路、ハワイから駆けつけて、あのキング博士とともに、人権の大行進に雄々しく参加されていたことを、誇りも高く語っておられた。
 (一九六五年、アラバマ州セルマで、人種差別撤廃を訴えて行われた「セルマの行進」に参加)
 高名な精神科医であられるポーリング・ジュニア博士は、父君と同じように、私たちの平和運動を、深く大きく理解してくださっている。ここで、あらためて、感謝申し上げたい。(拍手)
 ポーリング・ジュニア博士は、人間主義の哲学をもった、私たちの誠実な対話には、相手の心の奥に深く届く力があると賞讃してくださった。さらに、私たちの創価の信頼の対話には、相手が自覚している以上のすばらしい面を、相手から引きだしていく力があると期待してくださっている。
 どうか、若き哲学者たる青年部の皆さんは、人類の歴史を大きく転換しゆく「希望の対話」を、さらに雄弁に、拡大していっていただきたい。
14  今、宇宙の一つのロマンとして、地球の兄弟である太陽系の五つの惑星が、一堂に集合して見えることが、世界的に話題になっている。
 すなわち、水星、金星、火星、木星、土星が、四月から五月にかけ、「五月三日」に前後して、日没後の西の空に、にぎやかに勢揃いするというのである。
 アメリカの天文学者によれば、今回と同じようなチャンスは、二〇六〇年までないという。
 (ミシガン州立大学の天文学者ロバート・ビクター氏によれば、同様の現象は二〇四〇年にも起こるが、肉眼で五つの惑星が見られるのは、二〇六〇年までないという〈時事〉)
 そのニュースを知って、「天座の星々も、われらの大勝利の五月三日を祝福してくれているようですね!」と、北海道と九州の青年が喜んで連絡してくれた。(拍手)
 敬愛するオレゴン州立大学のモットーは、じつにすばらしい。それは、「心を開け! 扉を開け!」である。
 どうか、わが愛する青年部の皆さんは、外なる「宇宙」と、内なる「生命」という、壮大なる開拓地(フロイアィア)に心を開きながら、「平和と人道の世紀」の扉を、断固として、開いていっていただきたい。
 終わりに、オレゴン州立大学、ならびにポーリング家の永遠のご繁栄、そして、全参加者のご健勝を心からお祈り申し上げ、私のスピーチといたします。ありがとう!
 (創価国際友好会館)

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