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日蓮大聖人・池田大作

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「7・3」記念首都圏婦人部代表幹部会 心と声と手で希望を勝ち取れ!

2001.7.10 スピーチ(2000.11〜)(池田大作全集第92巻)

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9  戸田会長「自分のいる場所を幸福に!」
 一人の女性の「一念」の力が、どれほど巨大な波動を起こし、広げていくか、計り知れません。
 ミクロネシアSGIの支部長も、執行議長ご夫妻にあたたかく守っていただきながら、地域社会に貢献し、絶大なる信頼を広げてこられました。同支部長は、千葉のご出身で、女子部時代、鼓笛隊で訓練を受けた学会っ子です。本日は、勝利の姿で参加してくださいました。(拍手)
 ご主人を亡くされた後も、毅然と立ち上がって、五人の男の子を立派に育て上げました。そして、私が創立した創価大学に、三人の息子さんを、次々に留学させてくださった。終生、忘れることのできない、偉大な女性であります。
 先ほどは、親孝行な五人兄弟を代表して、ご長男が、見事な通訳の大任を果たしてくれました。
 母と子の大勝利の晴れ姿が、私は本当にうれしい。(拍手)
 婦人部の皆さまは、わが子を立派な広布の後継者に育て上げていただきたい。親子一体の勝利の姿こそ、仏法の究極であります。
 かつて戸田先生は、女子部を励まして、言われました。
 「自分のいる場所を幸せにできない者が、どこを、幸せにできるのか」と。
 今、自分がいる、その場所で幸せになることです。環境がどうあれ、自分自身が太陽になって、輝いていくことです。そこから一切が開けていくのです。
 全員が幸福を勝ち取れ!
 そのために使命の戦いを!
 幸福は、戦う汝自身の胸の中にある!
 ――これが、戸田先生の厳愛の薫陶でありました。
10  ともあれ、大海に浮かぶ、この現実の社会を、幸福と平和の世界に向かって、リードできるか。それとも、不幸と戦乱の渦巻く社会へと流されてしまうのか。
 現実は厳しい。一寸先はわからない。個人も、国も、人類も――。
 仏法において、それは、「人間尊敬」の勢力と、邪悪なる「人間蔑視」の勢力との、しのぎを削る勝負によって決せられていくと明かしております。
 だからこそ、正義の民衆は、また正義の女性は、そして、正義の青年は、断じて負けてはならない。断じて勝たなければならない。それが日蓮大聖人の御遺命であります。戸田先生も、いつも、そう言っておられました。
 勝ちましょう! 勝って、勝って、勝ちまくりましょう!
 「平和と人道の勝利」「創価学会の勝利」のために、断固として前進しましょう!
 そして、晴ればれと、八月の幹部会を迎えようではありませんか!(拍手)
11  人間革命の晴れ舞台を楽しく、勇敢に
 数多くの川の流れは、すべて大海に流れこんでいきます。同じように、正法正義のために苦労したことは、すべて自分自身の大功徳となって、わが生命に納められ、永遠に一家眷属をつつんでいくのであります。
 本日は、はるばるミクロネシアから、すばらしいお客さまが見えられました。
 今、世界中が私たちを見守り、味方となってくださっております。そして皆、われら創価の勝ち戦を待ってくれております。なんと偉大な人間革命の晴れ舞台ではありませんか。
 その誇りも高く、楽しく、粘り強く、勇敢に進んでまいりましょう!(拍手)
 青く美しき地球の、かけがえのない宝の都であるミクロネシア連邦の、永遠無窮の平和とご繁栄を、私たちは一生涯、祈り、貢献していくことをお約束いたします。
 あわせて、イソナニケン執行議長ご夫妻をはじめ、本日、ご臨席くださった、すべての皆さま方のますますのご健勝を、私は、心の底からお祈り申し上げます。
 結びに、貴国の詩情あふれる国歌「ミクロネシア讃歌」に、私の感謝と決意を託して、御礼のスピーチとさせていただきます。
 「私たちは、共に、心と声と、その手をもって、行動する。私たちの島々が、希望の土地となるまで」――。カラン・ガン(ポンペイ語で「ありがとうございましたし!」)
 (東京牧口記念会館)

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