Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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東京総区長会 わが子を広布の後継者に

2001.1.30 スピーチ(2000.11〜)(池田大作全集第92巻)

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11  恐れるな―強気でいけ!
 「聖人御難事」にいわく。「各各師子王の心を取り出して・いかに人をどすともをづる事なかれ、師子王は百獣にをぢず・師子の子・又かくのごとし、彼等は野干のほうるなり日蓮が一門は師子の吼るなり」と。
 この一節を拝しながら、戸田先生は語られた。
 「われら創価学会の折伏は、師子が吼えるのである。邪悪な輩が驚き、恐れおののくのは、当然である。この確信なくして、日蓮大聖人の門下とは、絶対に言えないのである。この確信こそ、いかにも荘厳にして、勇壮なものではないか!」と。
 さらに、戸田先生は宣言された。
 「いかに学会を憎もうと、いかに学会をおとしいれようと、だれ人が騒ごうとも恐れるな! 彼らは犬、野干のごとき畜生である。われわれは師子王である!」と。
 「師子王の心」こそが、永遠の学会精神である。「強気でいけ!」――これが戸田先生の遺言なのである。
12  最後に、哲人たちの声に耳をかたむけたい。
 ドイツの哲学者フィヒテの言葉。「勇気を出せ。勇気さえ失わないならば、他のいかなるものを失っても構わない」(「人間の使命」量義治訳、『世界の名著』続9所収、中央公論社)
 民主主義の父、アメリカのトマス・ジェファソン第三代大統領は、権力に対する「監視の目を一時たりとも閉じてはならない」(明石紀雄『トマス・ジェファソンと「自由の帝国」の理念』ミネルヴァ書房)と戒めている。
 さらに、イギリスの女性作家シャーロット・ブロンテは、うたう。「自分たちの心のなかに聞こえるあの内なる声を、王といえども、皇帝といえども、沈黙させる権威はないのだ」(中岡洋編著『ブロンテ姉妹の留学時代』開文社出版)
 心からの叫びは、だれにも、とめられない。真実を語る。正義を語りぬく。そこにこそ、「民衆が勝利する」歴史の幕は晴れやかに開くであろう。
 広宣流布の本陣・東京の完全勝利を全国、全世界が見つめている。各区の大切な尊き同志に、どうか、くれぐれも、よろしくお伝えください。風邪をひかれませんように。お元気で!
 (創価文化会館)

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