Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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九州最高協議会 大誠実の講堂が宗教の生命

2000.11.20 スピーチ(1999.10〜)(池田大作全集第91巻)

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10  アメリカの人権闘争の指導者、キング博士が自著の中で紹介している言葉に、「消極的に悪をうけいれる者は、悪を行うことを助ける者と同様に、悪にまきこまれているのだ」(『自由への大いなる歩み』雪山慶正訳、岩波書店)とある。牧口先生も、まったく同じ信念であられた。
 そして、ドイツの詩人・シラーは、「正しい心は必ず勝つに相違ないのです」(『シラー選集』4、新関良三訳、冨山房)と。
 自分が今いるその場で勝つことだ。断じて勝つことだ。その人は、「永遠の勝利の宝剣」を、わが生命にもつことができる。
 九州の完全勝利を祈りたい。
11  広布に戦う人は必ず幸福の軌道に
 日蓮大聖人は仰せである。「大果報の人をば大火はやかざるなり」と。
 たとえ世界が大火に襲われようとも、広布の人を焼くことはできない。絶対に不幸にはできない。そう大聖人は断言しておられる。
 「広宣流布の信心」に大功徳がわく。真実の「幸福の都」は、妙法を信じ唱える、わが胸中にある。
 何があろうと、信心根本に、永遠の幸福の軌道を、悠然と進んでいけばよいのである。
 「楽しい信心」「強い信心」を貫いて、素晴らしい人生を生きていただきたい。広布のため、世界のため、自分自身のために。
 学会とともに生きる――これ以上の人生はない。これは、生命の究極の法則であり、仏法とともに生きるからである。広宣流布という真の平和世界を構築していく運動であるからである。
 皆さま方のご健康、ご長寿、無事故、そして福運に包まれた人生であられんことを、私は毎日、真剣に祈っている。一生涯、祈り続けていく。
 どうか、お元気で! 地元に帰られましたら、懐かしい同志の皆さまに、くれぐれもよろしくお伝えください。またお会いしましょう! 九州創価学会、万歳!
 (九州講堂)

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