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日蓮大聖人・池田大作

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ウクライナ「内閣栄誉賞」授賞式、第1回… すべての「女性と少年少女」が輝く世紀へ

2000.11.7 スピーチ(1999.10〜)(池田大作全集第91巻)

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8  ″だれが「真実」で、だれが「ウソ」かは、必ず明確になるであろう″というのであります。
 だからこそ、正義の民衆が、聡明に連帯を拡大し、断じて邪悪に勝ち抜いて、栄光の歴史を、堂々と残していかねばならない。
 勝った人が正義なのです。負ければ、何を言っても空しい。ゆえに、断じて勝たねばならないのです。
 貴国の大詩人は、こうも歌いました。
  「わたしは 何も知らない
   小さな赤ん坊をだいた
   幸せな母親よりも もっと価値ある
   もっと美しいものなど……
    (『シェフチェンコ詩集』渋谷定輔・村井隆之編訳の「解説資料」から。れんが書房)と。
 人間、だれが偉いのか。権力者が偉いのか。有名人が偉いのか。そうではない。赤ん坊を抱いたお母さん以上に、価値ある、美しいものは、この地球上にない!――というのであります。その通りではありませんか!(拍手)
 ここに、本当の「人間主義」がある。また、こうした世界をつくるために、私たちの「広宣流布」がある。過去の多くの哲人も、そのために戦ってきました。
 二十一世紀は、この地球上の「すべての女性と子どもたち」の幸福と希望と歓喜の生命が、燦然と輝きわたる世紀にしていかねばなりません。
 ゆえに、深き使命の皆さまは、断じて負けてはならないのであります!
9  「平和の種」「友情の種」を、朗らかに
 貴国の民衆には、「誠実な心」が光っております。先生方も光っております。
 その皆さまとともに、「女性の世紀」へ、また「少年少女の世紀」へ、私たちも舞を舞うがごとく、躍動しながら進んでまいりたい。
 そして「平和の種」を、「友情の種」を、「哲学の種」を、「文化の種」を、「勝利の種」を、朗らかに、勇敢に蒔いていこうではありませんか!(拍手)
 「私たちをいじめ、迫害した者は滅び、私たちは勝った! よくぞ戦った!」――こう最後に言い切れる「晴れやかな人生」を送っていただきたいのであります。
 おわりに、ウクライナの先生方に「ジャークユ!」(ウクライナ語で「ありがとうございました」)と、感謝のごあいさつを申し上げ、私の謝辞とさせていただきます。
 (創価国際友好会館)

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