Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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5.3「創価学会の日」「創価学会母の日… 二十一世紀は青年が勝利の先頭に

2000.4.25 スピーチ(1999.10〜)(池田大作全集第91巻)

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18  さらに博士は、学会の青年部こそ「二十一世紀の世界の平和のカギを握っている」と、最大の期待を寄せてくださっている。
 思えば、牧口先生も戸田先生も、「広宣流布は、青年のリーダーシップによらなければならない!」と叫んでおられた。私もまったく同じ気持ちである。
 青年部の諸君は、広宣流布の一切を担い、「二十一世紀の勝利」を決する使命の人である。ゆえに壮年部、婦人部の皆さまも、青年を大いに鍛え、育て、見守っていただきたい。青年が伸びなければ、学会の未来はない。二十一世紀はない。
 青年部よ、あらゆる広布の戦いの先頭に立て! 断固として勝ち抜き、二十一世紀を「青年部の世紀」「青年指導者の世紀」と飾っていただきたい。青年部、よろしく頼む!(拍手)
19  勇気で立て! 逆境のときほど
 かつて戸田先生は言われた。
 「学会に反逆してみろ! 絶対に堕地獄である」
 それはそれは厳しかった。これが先生の大確信であられた。広宣流布の仏法者の集いであり、大聖人直系の学会に大恩を受けながら、裏切った人間の末路は、惨めなものである。どんなに後悔してもしきれない。
 ドイツの大文豪ゲーテは言っている。
 「卑怯者は安全なときだけ居丈高になる」
 日顕宗がそうである。反逆者も皆、そうである。
 ドイツの詩人で、ゲーテの親友であったシラーは、つづっている。
 「おれはちっとも心配しないぞ、どんな窮地に追い詰められても。勇気は危険とともに湧いて出る、力は、迫撃のうちに盛り上がる」(『群盗』久保栄訳、岩波文庫)
 逆境に立たされるほど、勇気が増す。はねのける力も大きくなる。
 戸田先生は、仏敵に対して「追撃の手をゆるめるな!」と遺言された。
 いかなる迫害があろうと、私は追撃の手をゆるめなかった。創価学会は三百六十五日、追撃してきた。陰険で卑劣な、ありとあらゆる策謀にも断固、屈しなかった。
 私は勝った。断じて勝った。大事な大事な学会創立七十周年の歴史を勝って飾ったのである。
 皆さんも、私に続いて、勇敢なる信心で、これからの人生を勝ち抜いていただきたい。(拍手)
 ″三重苦″を乗り越えた社会福祉事業家――有名なアメリカのヘレン・ケラー女史の言葉に、こうある。
 「『ここでも勝つことができた!』と自分に向かって言える人は幸せです。そこには、私たちが選び取った生命の聖堂があるのです」(『ヘレン・ケラー光の中へ』鳥田恵訳、めるくまーる社)
 仏法にも通じる言葉である。
20  「健康」即「広布」である。「長寿」即「広布」である。
 どうか、お体を大切に。ご長寿であっていただきたい。
 昨日、この東京牧口記念会館の上に、大きな大きな虹が架かった。生まれて初めて見るような荘厳な虹であった。あまりにも見事で皆が驚いた。
 明二〇〇一年の五月三日へ、大きな大きな「希望の虹」を見つめながら、すべてを勝ち越えて、素晴らしい人生を飾りましょう!
 皆さまのご健康、ご活躍を心からお祈り申し上げ、私のスピーチを終わりたい。ありがとう!
 (東京牧口記念会館)

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