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日蓮大聖人・池田大作

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九州最高協議会 地域蘇生のドラマに九州の誉れ

1999.5.14 スピーチ(1998.11〜)(池田大作全集第90巻)

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9  さて、バルザックの葬儀に際して、友人として感動的な追悼の辞を読み上げた文豪がいた。(葬儀は一八五〇年八月二十一日)
 かのヴィクトル・ユゴーである。ユゴーは、バルザックをたたえて、こう述べた。
 「文明の進歩には法則があって、剣をかざした支配者のあとには、必ず精神による支配者が到来する」(『私の見聞録』稲垣直樹編訳、潮出版社)――と。
 「精神の力」の表れたものこそ「平和」「文化」「教育」である。「生命の世紀」二十一世紀は「創価の世紀」なり!――この気概で、勇気凛々と、強く明るく進んでまいりましょう!
10  御聖訓に仰せである。
 「法華経の行者は信心に退転無く身に詐親無く・一切法華経に其の身を任せて金言の如く修行せば、慥に後生は申すに及ばず今生も息災延命にして勝妙の大果報を得・広宣流布大願をも成就す可きなり
 ――法華経の行者は、信心において、退転することなく、身において、詐りがなく、一切、法華経(御本尊)にその身を任せて、仏の金言の通りに修行するならば、たしかに、来世はいうまでもなく、今世においても「無事安穏」「長寿」で、最高に勝れた大果報を得て、広宣流布の大願をも成就できるであろう――と。
 要するに、「勇気ある信心を貫く」こと、「悪と断じて戦っていく」こと、そして、徹して「御本尊根本」「御書根本」でいくこと――これが、広宣流布の大回転を可能ならしめる要諦である。
 創価学会は、この王道を進んだからこそ、隆々と繁栄し発展している。
 宗門は、この道を外れたから、無惨に滅びたのである。
 私は、これからも、大切な九州の同志の皆さまの「ご健康」と「ご長寿」と「大福運の人生」を、真剣に祈り続けてまいります。
 皆さまに、希望あれ! 栄光あれ! 勝利あれ! と申し上げ、お祝いのスピーチとさせていただきたい。
 (福岡市・九州講堂)

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