Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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全国県長会議 「行動」こそ信仰の魂

1999.5.2 スピーチ(1998.11〜)(池田大作全集第90巻)

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7  新世紀へ、創価の正義は大勝利
 経文には、「是の悪比丘は利養の為の故に是の経を広宣流布すること能わず」――この悪比丘(悪い坊主)は、私利私欲に執着するために、法華経を広宣流布することはできない――と明確に説かれている。
 さらにまた、なぜ社会が衰亡しゆくのか。
 日蓮大聖人の御聖訓には、その御在世の日本について、「此の国に悪比丘等有つて天子・王子・将軍等に向つて讒訴を企て聖人を失う世なり」――この国に、悪僧等があって、天子、王子、将軍ら(の権力者)に向かって、ありもしないことを訴えようとし、聖人をなきものにする世の中である――と示されている。
 「聖人」とは、敷延して拝すれば、「最大の正義の存在」ともいえよう。
 しかし、このように仏法破壊の魔軍が競い、大難が起こって国土が乱れた時こそ、一閻浮提へ妙法が広宣流布していくことは間違いない。大聖人は、そう教えておられる。
 さらに、御金言には「大法流布の時来るならば・彼の悪法やぶれて此の真実の法立つ事疑なかるべし」――大法流布の時が来るならば、かの悪法はやぶれて、この真実の法が立つことは疑いない――と。
 今、新しき世紀を前に、宗祖・大聖人に敵対する日顕宗の「悪法」は惨敗し、大聖人に直結する創価学会の「真実の法」が大勝利している。
 「大法弘通慈折広宣流布大願成就」――。
 世界の創価学会は、この大誓願のままに進んでいる。二十一世紀の地球と人類のために、「正義」と「哲学」と「幸福」の壮大なる連帯を、いよいよ拡大してまいりたい。
8  戸田先生は、『三国志』を通して、「広宣流布の諸葛孔明たれ!」と教えられた。
 お題目を真剣に唱え抜きながら、「以信代慧」の智慧で、聡明に、また大胆に、すべてを「妙法広布の味方」に変えていっていただきたい。
 私とともに、「不老不死」の生命力で、ますます生き生きと、若々しく、明年、西暦二〇〇〇年の「五月三日」へスタートしましょう!
 各県にもどられましたら、津々浦々の偉大なる地涌の同志に、どうかくれぐれも、よろしくお伝えください。お元気で!
 (東京牧口記念会館)

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