Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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方面代表協議会 二十一世紀は「心の革命」から

1998.12.9 スピーチ(1998.11〜)(池田大作全集第90巻)

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3  ″女性が世界を変える″
 ミシュレは、底辺の庶民の中に、「黄金の魂」を見いだしていた。
 今回、フランス転輪会の代表の方々も、研修で来日されたが、御義口伝には、「転輪聖王」のうち、金輪王の「金」とは、生老病死の「生」にあたると説かれている。(御書七三三ページ。銀は「死」、銅は「老」、鉄は「病」にあたると)
 ともあれ、「金」のように光っていく。人のために輝いていく。価値を生んでいく――それこそが、「生」の証である。
 ミシュレは、高らかに呼びかけた。
 「『感情の豊かさや心の善良さ』、『献身の能力や自己犠牲の力』、人間としての良きものすべてが民衆の中にはある」(同前)
 まさに、わが学会員の世界であると確信する。学会の勝利は、民衆の勝利である。皆さま方一人一人の偉大な勝利である。
 ミシュレは、最も純粋な民衆とは″女性″である、と見ていた。
 彼は、女性が変われば、民衆が変わり、世界が変わることを喝破したのである。
 まったく、その通りである。婦人部の皆さま、この一年も、本当にありがとう!
4  ミシュレは、「心の革命、道徳的かつ宗教的な変革」を志向していた。仏教についても、真摯に学んでいたという。
 彼いわく、「歴史は内部から、人間の心から出発する」(同前)と。
 明年も、いよいよ心に「勇気」と「希望」と「確信」を燃え上がらせて、私と一緒に、「民衆賛歌」の歴史を、生き生きと綴ってまいりましょう!
 (東京牧口記念会館)

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