Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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第二十回本部幹部会、第九回埼玉県総会、… 民衆よ、「黄金の翼」を 「勇気の翼」を

1998.3.8 スピーチ(1997.5〜)(池田大作全集第88巻)

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19  時代は変わる、「対話」の力で!
 フィリピンのラモス大統領は、″平和のための三つの方法″として、次のように述べておられる。
 「第一に『協議』と『対話』。第二にも『協議』と『対話』。第三にも『協議』と『対話』」
 ″ほかの方法などない″との信念であろう。
 個人と個人の友情も同じである。
 また、先日、香港で再会した方召麐ほうしょうりん画伯も、八十四歳の高齢であるが、かくしゃくとして語っておられた。
 「民族と民族が意思を通わせるには、どうしたらいいか。私は『対話』と『芸術の交流』によってこそ、麗しい友情を築くことができると信じています」と。
 「対話」しかない。「対話」でしか社会は変わらない。
 あの地でも、この地でも、愉快に、朗らかに「対話の花」を咲かせてまいりましょう!(拍手)
20  御聖訓には、こう仰せである。
 「此の娑婆世界は耳根得道の国なり」――この娑婆世界は、耳で仏法を聞いて、成仏する国土である。
 「是を耳に触るる一切衆生は功徳を得る衆生なり」――この法門を耳にする、すべての衆生は、功徳を得ていくのである。
 「耳」で聞いて成仏するのである。「目」で読むのも大切だが、それ以上に「耳」で聞くことが大切である。聞かせることが大切である。
 仏意仏勅を受けた皆さまが、広宣流布の「声」を聞かせた分だけ、「仏縁」が結ばれていく。
 どうか、「福徳爛漫の人生」を送っていただきたい。
 毎日が「希望の大道」である。毎日が「希望の二十一世紀」へ向かって、希望の「幸福の道」を歩んでいるのである。
 皆さま方の、ますますのご健康とご活躍を、心からお祈り申し上げ、私のスピーチとします。
 また、お会いしましょう! 本当に、ご苦労さま! ありがとう!
 (創価国際友好会館)

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