Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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第19回本部幹部会 「勇気」で開け! 「創価学会の世紀」を

1998.2.3 スピーチ(1997.5〜)(池田大作全集第88巻)

前後
20  ガンジーは、″本気になって戦え″と呼びかけた。
 「何かを『できるだけ』やります、という人は、その尊大さか弱さのどちらかをさらけだしているのです」(同前)と。
 中途半端なことを言うのは、傲慢か、臆病か、どっちかだというのである。
 戸田先生は、「力はありませんけれども――」という人に対して、厳しく言われた。なぜ「真剣になってやります」「命をかけてやります」「最後までやりきります」と言いきらないのか、と。
 ガンジーの言わんとするところも同様であろう。″どんな苦労をしてでも、私はやり遂げます!″まず、そう言いなさい、と。それが「強さの印」であると、ガンジーは弟子たちを叱咤したのである。
 二十一世紀まで、あと三年。二十一世紀は、「創価学会の世紀」にしましょう!(拍手)
 われら学会員は、一人も残らず、生きて生きて、生き抜いていこう。戦って戦って、戦い抜いていこう。そして勝利して、長生きして、栄光のわが身を輝かせていきましょう! さらに、「真実の信仰の力」を、「正義の証」を残していく一人一人になっていただきたい。(拍手)
21  生まれるたびに福徳の大指導者に
 最後に一言だけ申し上げておきたい。
 今、宇宙の法則である妙法の広宣流布に励んでいる皆さま方は、未来、生々世々にわたって、あらゆる階層の大指導者になりゆく原因をつくっておられるのである。これは、御書と経文に照らして間違いない事実である。
 さらにまた、大宇宙には、地球と同じような惑星は無数にある。そうしたところにも生まれて、妙法流布の大指導者となっていくのである。
 ゆえに、現在の努力も、苦闘も、すべてが、偉大なる人間指導者になりゆく訓練なのであり、最大の福徳を積んでいることを確信していただきたい。
 仏法は因果の理法である。厳たる生命の理法である。ゆえに仏法には、一切、無駄はない。すべてが自分自身の永遠の福徳になっていくことを忘れてはならない。
 生命は無始無終であるから、次の世も、また次の世も、生きていくしかない。そのたびに地獄のような苦しい生命となるよりも、今、仏道修行して偉大な原因をつくり、永遠に、生々世々、仏意仏勅の人生を歩んだほうが賢明である。
 それでは、皆さま、お元気で!
 偉大な青年部が立ち上がった。私はうれしい。私は諸君のために、「二十一世紀の道」を、厳然と開いておきます。
 きょうは、本当に、ありがとう!
 (創価国際友好会館)

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